2011/01/24 (Mon) 10:48
文藝春秋
2010年10月
街を走ることは街を知ること。新しい自分と出会うこと
人気作家3人によるNY、東京、パリのシティマラソン・アンソロジー。爆笑あり、切なさあり、爽快感ありの豪華ヴァラエティ・ボックス
三浦しをんさんはニュヨーク、あさのあつこさんは東京、近藤史恵さんはパリを舞台に、それぞれマラソンに纏わるエピソードを描いた短編集。
マラソンの薀蓄を学べたりして、ちょっとお得な気分でした。
この本を読むまでは、タイムを競う以外走ることの意味ってあるのかな、なんて漠然と思っていましたが、もしかしたら人と人との繋がりを確かめているのかな、こういうイベントを通して盛り上がりというか高揚というか熱狂といったものを共有する楽しさが感じられるのかな、それはタイムズスクエアで集まってカウントダウンを待つのと似ているのかな、なんて思ったりもしました。
今は機会があったら、参加しないまでも観にいきたいかな、なんて思ってます。
内容★★★
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