2011/02/15 (Tue) 09:47
中央公論新社
2010年11月
「ケータイさえあれば生きられる」家出少女と泊め男を結ぶ闇。プロフは出会い系と同じ、性被害の温床に。「カキコしてね」娘に家とは別の顔。裏サイトいじめ、学校の監視は裏技で骨抜きに。ネットゲーム依存で消えた家族との会話。頭の良くなる薬・スマートドラッグの落とし穴。ネットに流出したジュニアアイドルの動画。フィルタリングは穴だらけ、など。ニッポンの今を伝える迫真のルポルタージュ。ケータイ依存度チェックリスト付き。
これが小説やドラマだったなら、まったく信じないようなことまであって愕然としました。
考えさせられるというか、問題点ありすぎですね。
幼児愛好者の気持ちはまったくわからないし、ましてや親が子どもを売っているのでは始末に終えないです。
ネットが広がって、個人的な利害がたやすく結びつけるようになって、お手軽にお金が稼げるというのも問題の一つの要因かもしれません。この不景気も追い風になっているようにも思うし。
便利になればなるほど、それに伴い弊害も出てくる。
これは携帯に限らず、何にでもいえることだと思います。
ようはバランスなんでしょうけれど…。
私の勤め先ひとつとっても、休憩時間に携帯に齧り付いている大人(親)たちがいます。
これが当たり前の光景と捉えず、格好悪いとか思える風潮にでもなれば、子どもの携帯依存が少しでも減るのかなぁ、なんて他愛のないことを考えたりもします。
ここまで携帯に依存しているのは日本だけとか。この先日本はどうなってしまうのでしょう。
親により危害を加えられた女の子の傷の深さは、島本理生さんの「アンダスタンド・メイビー」に詳しく書かれています。
内容★★★★
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