2010/09/04 (Sat) 19:02
角川SSC新書
2008年9月
議員から嫌われる議員が明かす議員の内実
政治の現場を知れば日本の現実が見えてくる!
豪華な議員宿舎への入居を拒否して低家賃の民間マンションに一人住まい。運転手つき黒塗り公用車には乗らず、国会へは地下鉄に乗って通う。そんな頑なで稀有な国会議員が語る――、「議員特権の真実」。
日本の議員はなぜ高給取りになったのか?その源は、戦後まもなく施行された国会法第35条にあった。曰く『議員は、一般職の国家公務員の最高の給料額より少くない歳費を受ける』。言い換えれば「国会議員の給料が上がらなければ官僚の給料も上がらない」――。かくして、役人と議員による高給高待遇路線は始まった。流れは地方議員にも波及し、さらに「議員特権」という手当てによって膨れ上がった。本書では、この異常事態の現状を具体的に示す。そして、是正されない理由を「党議拘束」という日本独自のシステムから読み解き、その解決策も提示する。
一気読みでしたね。
読んでいて、驚き、憤りを感じ、悲しくなり、情けなくなり…と忙しかったです。
丸々話を鵜呑みにしていいかどうか判断できるほど、わたしは河村たかしさんのことを知っているわけではないので、意見は極力避けたいとは思いますが、読み終わった今、かなり信じてはいます。
しかし、金の亡者は多いし、政治の世界も小中学校、もしくは部活動と同じようなレベル何ですね。挨拶無視とか、言いたい事を言わせない先輩…。これってイジメ?見ているだけの人も同罪なのでは…。
少しのことを変えようとするだけで、どれだけ難しくなっているのかを垣間見た気がします。
確かに税金の無駄な使い方は多すぎる気がします。ただでさえ、財政難なのに。
河村さんたちの意見が正しくないと思うのなら、真っ向から反対意見が出てもいいと思うのですが。(すでに出てて、わたしが知らないだけ?)
はっきりこれが正しいとか言えるように、もっといろいろ勉強しなければと、痛感しました。そうしたら、河村さんを応援できるかな?
内容★★★★
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