新潮文庫
2011年6月
東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ…「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの…「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる六篇。
夕映え天使/切符/特別な一日/琥珀/丘の上の白い家/樹海の人
心情的に読者任せのところがあり、私はちょっと苦手かも。
どのお話も悪くはないのだけれど…。
心に沁みいってはこなかったかな。
内容
★★★[0回]
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