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2010/05/31 (Mon) 21:03

文藝春秋
2009年7月

主人公は、北海道警察捜査一課捜査員・仙道孝司。「ある事件」をきっかけに自宅療養をしている仙道は、休職中という自由な立場を生かして、持ち込まれた事件の捜査をします。警察手帳も持たず、拳銃も持てない仙道がどのような捜査をするのか? ニセコ、夕張などを舞台に、北海道が抱える社会的問題を鋭く描く第一級のエンターテインメントです。





古きよきハードボイルドの時代を彷彿とさせる連作短編集でした。
主人公は警察官なのですが、休職中のため、何の権限もなければ銃や警察手帳の所持もない、というところが私立探偵の立場と重なります。
推理よりも人間を描くことに重点を置いているところも、ハードボイルド小説と感じたところでした。
主人公がPTSDなのと、北海道という寒い舞台に哀愁が漂っている気がします。
同じ警察官同士でもあまり情報を交換しないし、その事件を担当した者にさえ明かされない情報があるということには驚きました。
情報漏えいの観点からだとは思うのですが、これでは協力体制を整えるのは難しそうですね。
ほんの少しですが、なんとなく、警察という組織がわかってきたような気がします。

内容★★★★


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