2010/10/05 (Tue) 21:58
文藝春秋
2010年5月
少年少女の凜々(りり)しい一瞬を切り取る名手による待望の時代青春小説が登場。山河豊かな小舞(おまい)藩、父代わりの兄を何者かに殺された新里林弥は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・樫井透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み……。
最近、百田尚樹さんの「影法師」を読んだばかりなので、どうしても比べてしまいます。
そういうわけで、友情度でも、身分の違いによる壁の苦しさなどでもパワー不足な感じがしてしまいます。
決してつまらないわけではないのですが…。
兄を通しての、林弥と透馬の友情&ライバル関係の位置付けはなかなかよいと思いました。
内容★★★
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