2009/08/07 (Fri) 11:53
DC Comics
March 1987
DC Comics
April 1987
DC Comics
May 1987
Kovacsの逮捕が、結果的にDreibergが一連の事件を「ヒーロー狩り」と判断する原因となっていた。Nite Owlとして復活した彼は、Juspeczykと共にKovacsを刑務所から脱走させ、更には自宅を襲撃した警官隊からも逃れて調査を続行する。そしてJuspeczykはOstermanによって火星へとテレポートさせられ、彼との対話の中で自分がかつて母を傷つけた男、Blakeの娘である事を悟った。激昂する彼女に対しOstermanは、そのような数奇な経緯によって誕生した彼女、ひいては地球上のに全人類を熱力学的奇跡であると評価。価値を見出した生命を守るべく、地球への帰還を決意する。
だが、世界の状況は刻一刻と悪化していた。新聞では連日のようにヒーローへの批判、核戦争の危険性などが書き立てられており、そういった影は社会に暮らす人々にも浸透していき、その日常にも亀裂が入っていく。刑務所から「梟の格好をした男」がKovacsを脱走させたと知った不良グループによって、初代Nite Owlは惨殺されてしまう。
全12話中編。
派手さはないものの、キャラがじっくり描かれていて興味深いです。
前回がRorschachとDr. Manhattan、今回がNite Owl IIとSilk Spectre IIといったところでしょうか。
LaurieがDr. Manhattanについていけないのも分かる気がします。
人間はそれほど合理的にはできていないもの。
そこらへんがとてもうまく描かれていて感心しました。
そして物語は、いよいよ佳境へと向かうようです。
内容★★★★
難易度★★★
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