2009/08/08 (Sat) 15:58
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June 2004
全米各地で突如として死者たちが蘇り生者を襲い始めた。死者に襲われて死亡した者もゾンビとして生き返り、ゾンビの数は刻一刻と増え続けていた。テレビ局に勤めるFranは、ゾンビが引き起こした大混乱で次第に機能が麻痺してゆく職場を放棄し、恋人のStephenと彼のヘリで脱出する決意をする。同じく、フィラデルフィア市警SWAT隊員のRogerは、移民系の住民が死体の引渡しを拒否して立てこもるアパートに部隊で突入した際、ゾンビが生者を食らう地獄絵図を目撃し、世の終わりを実感。無差別殺人を続ける狂ったSWAT隊員を射殺したPeterに、友人のStephenのヘリで都市からの脱出をもちかける。水上警察が基地を放棄してボートで脱出し、高層ビルの電気も次々消えてゆく混乱を後にして飛び立った4人は、野原を死者がさまよい、ハンターと州兵の集団がおもしろ半分にそれらを射殺する光景などを見て終末感を深めてゆく。食料を得るため、大型ショッピングモールの屋上にヘリを着陸させる4人。モール内には「生きていたころの習慣」でモールに集まったゾンビが多数入り込んでいた。彼らは最上階のフロアの一部だけ占拠して一応の安全を得るが、RogerとPeterはモール全体を占拠しようと考え始め、実行に移す。4人は大型トラックでショッピングモールの出入り口を塞ぐ事に成功するが、途中でゾンビに襲われて錯乱状態になったRogerは彼の不注意からゾンビに腕と足を噛まれてしまう。その後4人はモール内の全ゾンビを皆殺しにし、モールは彼らのものとなる。しかし、Rogerはゾンビ化してしまう。PeterはRogerの願い通りに、ゾンビと化して蘇ったロジャーを射殺する。ありあまる食料、衣料品や銃器を手に入れた彼らは一見平穏な日々を過ごすが、Rogerを失い、行き場もなく、ショッピングセンターに閉じこめられた閉塞感といらだちが、残った3人の心を荒ませる。だが、それも長くは続かなかった。ある日、武装し略奪者と化し生き残っていた暴走族の集団がショッピングセンターを襲撃し、彼らと共に大量のゾンビたちがショッピングセンターに雪崩れ込んで来た。Franを最上階に残し、PeterとStephenは応戦するが……。
ジョージ・A・ロメロの傑作といわれている映画「ゾンビ」のコミック化されたもの。
数十年前に観たきりなので、なんとなくしか覚えてませんが、ストーリーはほぼ同じだと思われます。(あらすじも参考にしました)
残念ながら、映画を観たときの恐怖とかはあまり伝わってはきませんでした。
そもそもページ数が少なすぎです。
それを考えると、結構健闘しているほうだといえるかもしれません。
ただ、25年以上も経ってコミック化するならば、なんらかのアレンジを加えるなりできたとは思うのですが…。
でも、これのおかげで、もう一度映画が観たくなったのは事実です。
内容★★★
難易度★★★
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