2009/07/13 (Mon) 16:57
First Second
September 2007
不運な運命の犬とロボットの物語。レイバーデイのビーチへのお出かけで、錆びて動かなくなってしまったロボット。犬はどうしていいかわからず、ロボットを砂浜へ置き去りにしてしまう。いくつもの季節が過ぎる間、犬か代わりの友達を見つけようとする。新しい友達を作ってはまた失った。解けかかった雪だるまから美食家のアリクイまで。一方、ロボットは夢の世界へ逃避して時を過ごす…織り合わせた時を通して、二人はビーチでのあの日から元に戻りたがっていた。
台詞は一切ないですが、パッケージの文字とか、絵葉書だとか多少は英語が出てきます。
絵がうまいとはあまり思えないのですが、台詞なしでなんともいえないこの悲しさを表現できているのはすごいことだと思います。
読みながら、もう連絡も取っていない若い頃の友人たちを思い出していました。
人は人と出会い別れ…。
ずっと一緒にいる人は本当に数少なく…。
胸に沁みる本でした。
内容★★★★
難易度★
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