2010/10/22 (Fri) 16:25
双葉社 ACTION COMICS
2005年1月
双葉社 ACTION COMICS
2005年4月
双葉社 ACTION COMICS
2005年10月
双葉社 ACTION COMICS
2006年1月
①被害者は17歳だった。加害者も17歳だった。なぜ事件は起きたのか?なぜ誰も防げなかったのか?
②誰でもいい。その良心を行動に移せば少女は地獄の監禁から逃れられるのに。優先すべきは少女の命より自分。
③消えてしまった姉を捜し続ける少女。それは街の悪意との孤独な闘いだった。しかし少年たちの暴走は加速し、つに尊い命が奪われる…。
④この事件に関わった全ての人に問い掛ける<少女>からの最後のメッセージ。衝撃の最終巻。
《命の意味》を問い掛ける衝撃の問題作。
このタイトルから、あの忌まわしき事件「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の再現かと思われましたが、似てはいるもののフィクションでした。
原作者はノンフィクション作家で、その事件の本も出しているだけに、かなり踏み込んだ、メッセージ性のあるものを期待していたのですが、残念ながら表面的なもので終わってしまっています。
加害者のエスカレートしてしまう心理、被害者のいたたまれなさ、そういったものがほとんど伝わってこなかったです。
最後の、加害者たちは反省してなんかいないんだよ、という描写が伝えたいことなのかな?
勉強にもならなかったし、読後もモヤモヤ。でも、それが現実の社会?
内容★★
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