2010/10/23 (Sat) 10:49
幻冬舎
2010年8月
学歴も金もなく、恋人もいない35歳の晴夫。一流のマジシャンを目指したはずが、17年間場末のマジックバーから抜け出せない。そんなある日、テレビ番組のオーディションに挑むが…。最新書き下ろし長編小説。
大変読みやすかったです。
よく見かける過去に戻るお話ですが(例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「異人たちとの夏」とか)、そういうお話に出会うたび、自分でもつい夢想してしまいます。好きなんでしょうね。
ましてやこの本みたいに、反省できる機会を与えられたのなら、どんなにいいでしょう。
だらだら生きるのなんてきっと出来ない気がします。
ギャグはちょっと私には合わないけれど、目頭が熱くなるシーンもありました。
「陰日向に咲く」未読なので、読んでみたくなりました。
内容★★★★
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