2010/08/30 (Mon) 14:14
1997
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演者:ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン、グレン・クローズ、ウェンディ・クルーソン
原題:Air Force One
上映時間:124分
製作国:アメリカ合衆国
「U・ボート」「アウトブレイク」のW・ペーターゼンが、H・フォードを合衆国大統領役に据えて描いたスペクタクル大作。アメリカへの帰路についた大統領マーシャルは、専用機のエアフォース・ワンで家族との団欒を楽しんでいた。だが、それもつかの間、ロシアのTVクルーに化けていたテロリスト6人が突如、機内を占拠してしまう。彼らの目的は、合衆国の手引きにより捕らわれたカザフスタンの独裁者、ラデク将軍の解放。一旦は機外に脱出したかに見えた大統領だったが、人質となった愛する家族やスタッフを見捨てるわけにはいかず、一人反撃の機会をうかがうことに。果たして彼に勝機はあるのか? 主人公とテロリストの熾烈な駆け引き、特撮を駆使したダイナミックな映像と、緊張感いっぱいのドラマが展開。ベトナム戦争の経験があるという大統領の設定が、従来では考えられない大統領の孤軍奮闘にリアリティーをもたらしている。
多分観るのは2回目。
もう13年前の映画になるのですね。時が経つのは早いなぁ。
超人的活躍を見せる大統領ですが、一国のリーダーとしての在り方に対する願望が、そういう人間像を作り上げているのかも、なんて思ったりしました。
お約束の展開といえばそれまでなんだけど、ちゃんとツボは押さえていて、行き過ぎることもなく安心して観られる作品となっています。
大統領として自分と一個人としての自分との間での葛藤とか、もう少し踏み込んだつくりにするとか、ひねりとかあるともっとよい作品になった気もします。
内容★★★★
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