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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/03/29 (Fri) 01:33
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2010/04/28 (Wed) 11:00

2007
監督:ビレ・アウグスト
出演者:ジョセフ・ファインズ、ダイアン・クルーガー、デニス・ヘイスバート、パトリック・リスター
原題:Goodbye Bafana
上映時間:140分
製作国:ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、南アフリカ共和国

1968年アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。
刑務所の下士官ジェームズ・グレゴリーは、最悪のテロリストとされるマンデラの担当に抜擢される。
マンデラの生まれ故郷の近くで育ったために彼らの言葉が分かるグレゴリーに、秘密の文書や会話を監視し報告しろと言うのだ。任務に忠実なグレゴリーだったが、マンデラという人物に触れ、彼が自由のために払っている犠牲を知るにつれ、次第にマンデラに魅了され、彼が目指す平等な社会に憧れていく。
しかし、そんな想いが周囲に知られれば、自分の立場も妻子の安全さえも脅かされる。
家族、国、仕事、理想、良心…葛藤の中、それでも正しい歴史の一部でありたいと願ったある看守とマンデラの数十年間にも渡る魂の交流を描く、感動の実話を映画化した話題作。


漠然とマンデラが地名だと思っていたくらい知識のない私でしたので、大変勉強になりました。
アパルトヘイトとか、学校で習ったはずですが、無関心だった私はまったく忘れてしまっていました。
というか、堂々とそんなこといってるんじゃなく、無知をもう少し恥じるべきですよね…。まあでも、無知を恥じてばかりでも仕方ないので、これから心を入れ替えて、いろいろ勉強していきたいと思います。

人種差別の問題って本当に難しいと感じます。一人がそれを変えようとしても、周りがそれを許さない風潮があることが、この映画を観ていてひしひしと伝わってきます。
確かに世の中のために行動を起すのは良いことだとは思うのですが、家族を危険にさらしてまでと考えると、手放しで頷けない自分がいるのも事実です…。
また、日本人には人種差別はあまり関係がないと思われがちですが、実際今日本で働いている外国人に対してはどうでしょう。あからさまではないにしても、差別がないといえるでしょうか…。このことは伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」でも触れられていました。

この映画はマンデラが大統領になったところで終わっていますが、その後の彼の姿はクリント・イーストウッド監督の映画「インビクタス/負けざる者たち」で見られるようです。
また、辛いことがあっても信じてずっとついてきてくれていた奥さんとの感動の再会シーンなんかもあったりしましたが、釈放の2年後には離婚を表明、その4年後には離婚してしまったそうです。いろいろな事情があってのことでしょうが、人ってわからないですね…。





























内容★★★★



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