2009/12/23 (Wed) 13:29
2006
監督:キャサリン・ハードウィック
出演者:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、オスカー・アイザック
原題:The Nativity Story
上映時間:100分
製作国:アメリカ合衆国
キリスト誕生までのラスト10分! ふたりの崇高な愛に世界中が涙した。
そして、『パッション』へ続くすべてのはじまり──。
初めて描かれるイエス・キリスト誕生までの道程(ストーリー)。
その裏には母マリアと夫ヨセフの愛と葛藤があった。
逃避行の果て・・・ その日を境に歴史は動いた。
ヨセフとの婚約中に身ごもってしまったマリアは小さな村の中、村人から蔑まれる日々を送る。
しかし、ただ一人、神の子を身ごもったと申し出るマリアの言葉を夫ヨセフは信じるのである。
“救い主”誕生の預言に怯えていたヘロデ大王から逃れ、ヨセフの故郷ベツレヘムへ夫と共に旅をすることを決めるマリア。
ナザレからの200キロの道中、様々な困難を乗り越えながら
マリアは女性として母として成長し、ヨセフは献身的にマリアを支えいく。
そして、ベツレヘムの小さな馬小屋で歴史に残る奇跡の瞬間を迎える。
これはイエス・キリスト誕生までの信じあう夫婦の物語。
キリストに関して漠然としか知らなかったので、詳しく知ろうと観てみました。
不安のまま行動するヨセフとマリアがかなりリアルでした。
お告げがあったからといって、なかなか堂々とは行動できないですよね。
しかも誰も、親でさえ信じてはくれないし…。
苦難がベースとなっているキリスト教らしい感じがしました。
また細かい点ですが、他の人々の様々な反応もリアルに思えました。
ヨセフの妻を大事にする姿には、感動を覚えました。
求める愛でなく、与える愛の姿をここに見た気がします。
日本では、高い評価のレビューをよくみかけますが、アメリカではいまひとつ人気がなかったようです。
あくまでもキリストが誕生するまでのお話なので、今度はその続きともいえる「パッション」を観たいと思っています。
内容★★★★
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