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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/26 (Fri) 07:48
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2010/06/28 (Mon) 16:49

講談社文庫
2008年10月

混乱&疾走!そのロジックの行き着く先は?研究所での恐るべき情景は、事件の終わりでなく、始まりに過ぎなかった。タイムリミットが迫るなか、「ぼく」は真相に辿り着けるのか……絶好調・戯言シリーズ!






それなりに緊迫感はありましたが、やはり推理小説として読むものではないことを再認識。
キャラ設定からして、常軌を逸している人たちが跳梁跋扈しているのに、まともな推理を期待するほうが間違っているのでしょう。
キャラクターの行動を楽しむ本だとは割り切っているつもりですが、未だはっきり見えないいーちゃんと玖渚の過去など、もやもや感はいっこうに晴れることはありません。もう、多分、最終巻まで引っ張るんでしょうね。

内容★★★★



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2010/06/19 (Sat) 01:38

講談社文庫
2008年10月

およそ論理立てて物事を考えるほど無意味なことはない。所詮論理など人の考えたものであり、そして世界は人の手には余りすぎる。博愛を自らの義務と課し、自由を何よりも重んじる、周囲に調和をこの上なく提供する誠実な正直者、つまりこのぼくは、七月、囚われの壊し屋を救う旅に連れられた。パーティのメンバーは玖渚友と鈴無音々。向かう先は悪の要塞―要するには『堕落三昧』斜道卿壱郎博士の研究施設。この冒険の登場人物は誰もが際限なく矛盾していて、誰もが際限なく破綻していて、そして誰もが際限なく崩壊していて、はっきり言って壊れている。それはひょっとしたら壊されただけなのかもしれないが、しかし戯言遣いのこのぼくに限って言えば、わざわざ壊してくれるまでもない。だってぼくは最初から、ほら、こんなにも見事に壊れてしまっているゆえに―。戯言シリーズ第四弾。




私がチマチマと読んでいたせいなのか、戯言のせいなのかはさだかではありませんが、かなり展開が遅いように感じてしまいました。
こんなに物語の時間が進まなく感じるのは、平井和正さんの「狼のレクイエム 第3部」以来でしょうか。
せめてもう少し玖渚やいーくんの過去が明かされるといいのですが、じれったさが募るばかり。
まあ、ラスト近くではようやく物語が動き始めたので、下巻に期待です。

内容★★★



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2010/06/04 (Fri) 00:48

講談社文庫
2008年8月

紫木一姫(ゆかりきいちひめ)って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」
「救い出すって……まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」
人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合(すみゆり)学園、またの名を《首吊高校(クビツリハイスクール)》に潜入した「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる――。
新青春エンタの真打ち、〈戯言シリーズ〉。維新を読まずに何を読む!





戯言シリーズ第3弾。

相変わらずの屁理屈振りというか、言葉の奔流に流され、いい気分で読み終えました。
今回は漫画ネタも多かったです。ドラゴンボール、ジョジョ、アストロ球団…。漫画じゃないけど、サンバルカンなんてのもありましたね。
内容は相変わらず破天荒なのですが、キャラがイキイキしてるから、なんでもOKって感じですね。この読んでいて楽しいって感じが病みつきです。
いーくんの過去も、シリーズを通して小出しに明らかになってきています。あいかわらず本名は不明ですが。妹の名前は明かされていて、その妹と同じ名字ならば井伊ですけど。
今回のメインキャラは、哀川潤と紫木一姫。
哀川潤のぶっちぎりのカッコよさが堪能できます。一姫も今後も登場しそうな予感。
とにかく続きが楽しみです。

内容★★★★★



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2010/05/26 (Wed) 17:23

講談社ノベルズ
2002年5月

鴉(からす)の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から2週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友(クラスメイト)・葵井巫女子(あおいいみこと)とその仲間(フレンズ)たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識(ぜろざきひとしき)”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく――。そして待ち受ける急転直下の衝撃。1つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった新青春エンタの傑作!





戯言シリーズ第二弾。
いーくんと巫女子の前半の会話が絶妙で、もうこれだけで読んで得した気分でした。
勿論、殺し屋らしくない殺し屋零崎人識という新キャラ、その背後にあると思われる零崎一賊なる存在も、哀川潤との絡みも含め、今後の展開が非常に楽しみでもあります。
一応ミステリーの形態はとっていますが、私もキャラを楽しむエンターテイメントだと思います。
1作目より若干パワーが落ちている気がしますが、それは単なる好みの問題かもしれません。
なんにせよ、最後まで読んでみたいシリーズです。

内容★★★★



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2010/05/19 (Wed) 19:05

講談社ノベルズ
2002年2月

絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!
工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(くなぎさとも)(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い(ざれごとづかい)」」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか?
新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。





「戯言遣い」シリーズの第1弾。
確かにこれは面白かったです。
何故、西尾維新さんが人気があるのかこの1冊でわかった気がします。
すっかりファンになりそうです。
出だしのほうは、ライトノベルズっぽくて(イラストなどのせいもあって)抵抗があったのですが、読み続けるうちに、その言葉の魔力というか、その破天荒なキャラたちにも魅了されてしまいました。
本格推理というには、その設定からして無理があるのかもしれませんが、新感覚の小説として、あらたな境地を切り開いていると思いました。
最後の最後まで飽きさせない展開で、素晴らしかったです。
いい刺激を受けました。

シリーズ9作に、スピンオフ7作。そして、この作品にも登場した、一番インパクトのあったキャラ哀川潤の過去のエピソードも出るらしいし。
これからまだまだこの世界に浸れるかと思うと幸せです。

内容★★★★★



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