2010/05/26 (Wed) 17:23
講談社ノベルズ
2002年5月
鴉(からす)の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から2週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友(クラスメイト)・葵井巫女子(あおいいみこと)とその仲間(フレンズ)たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識(ぜろざきひとしき)”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく――。そして待ち受ける急転直下の衝撃。1つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった新青春エンタの傑作!
戯言シリーズ第二弾。
いーくんと巫女子の前半の会話が絶妙で、もうこれだけで読んで得した気分でした。
勿論、殺し屋らしくない殺し屋零崎人識という新キャラ、その背後にあると思われる零崎一賊なる存在も、哀川潤との絡みも含め、今後の展開が非常に楽しみでもあります。
一応ミステリーの形態はとっていますが、私もキャラを楽しむエンターテイメントだと思います。
1作目より若干パワーが落ちている気がしますが、それは単なる好みの問題かもしれません。
なんにせよ、最後まで読んでみたいシリーズです。
内容★★★★
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