講談社文庫
2010年11月
幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが―。5編の泣ける奇蹟。
クリスマスに絡めた5つのお話。
前半3作は短編ながらも結構好きです。
「魔法の万年筆」の主人公、「猫」の獣医、「ケーキ」の美容院の店長がいい人で泣かせます。
読後感のよいお話ばかりで、安心して読むことが出来ます。
でもやっぱり百田さんの長編には敵わないかなぁ。
内容
★★★★[0回]
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