2010/04/08 (Thu) 19:01
宝島社文庫
2007年11月
東城大学医学部附属病院の“チーム・バチスタ”は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。ところが原因不明の連続術中死が発生。高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。
医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。
気になっていましたが、ようやく読み始めました。
シリーズ物って、結構とっかかりをためらってしまいます。
この上巻は、田口が調査を始めてから、初の術中死が起きたところまで。
白鳥はまだ登場していません。
私は映画から入ったため、もう田口が男って言う時点で、イメージの修正が大変でした。しかも語り手のため、ずーっとついて回っているし…。
この本を読んで、映画の出来の素晴らしさを再認識しました。
この上巻を読む限り、原作に忠実に映画は作られているようです。キャラクター以外は。
私は竹内結子版田口のが好きですね。
酒井、垣谷あたりもイメージ違いましたが、あとはだいたいしっくりきています、多分。肝心な白鳥は未だ登場していないのでわかりませんが。
映画と比べてしまうと、若干色褪せてしまいますが、この小説がつまらないわけではありません。
医療や病院のシステムなどを、敷居を低くして教えてもらえるのは大変うれしいです。
また、何故田口が「不定愁訴外来」にいるのかとかの経緯は、小説でしかわからないので読んでよかったです。
ドラマ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」も始まったようですが、今のところ観る気はないです。
「1」観てないし、映画のイメージを崩したくないし、時間もないですし…。
内容★★★★
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