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2009/10/23 (Fri) 10:23

2002

2001年9月11日の朝、兄弟の映画制作者ジュールとゲデオン・ノーデは、ニューヨーク市消防署の新人についてのドキュメンタリーを撮影中だった。空からの轟音に気づき、ジュールはカメラを頭上へと向けた。それが世界貿易センタービルに最初の旅客機が激突するのをとらえた、唯一の映像となったのである。この運命的な瞬間、ジュールとゲデオンは、我々の時代のもっともショッキングな大事件の目撃者となったのだ。ノーデ兄弟は、ニューヨーク市消防署員のあとを追って、グラウンド・ゼロの中心へと迫り、そこで何が起こったのかをカメラに収めた。ここに描かれるのは、忘れようのない衝撃的な映像と、本物の英雄たちにささげる賛辞である。彼らは彼らの街に暗雲が立ち込めたとき雄々しく立ち上がって、勇気と思いやるのある行動を示したのだ。
アメリカ3大ネットワークのひとつであるCBSが制作したドキュメンタリー。2001年9月11日、世界を震撼させたアメリカ同時多発テロの真実の姿を克明にリポートする。


何度も見たビルに激突する航空機の映像より、ビルの崩壊によって、地上にいたたくさんの人たちが一気に消え、真っ白な世界になってしまっていたのが衝撃的でした。
とてつもない粉塵。
これでは、救助の人が病気になる(「シッコ」より)のも当たり前ですね。
見ているこちらまで息苦しくなるほどです。

飛び降りる人たちの衝撃音…。
生々しすぎて、耳をふさぎたくなるほどでした。

普通のありふれた一日に突如現れた惨劇…。
このテロの起こした人たちは、こんなひどいことになるとわかっていてやったのでしょうか?
どんな事情があるにせよ、相当想像力がない人でないと、こんなことはできないと思うのですが。

現場では、状況がわからないまま救助にあたる消防士たち。
もしかしたら、3機目、4機目が突っ込んでくるかもわからないのに。
まさに彼らは、ファイヤーファイターでした。
それなのに、あの給料…。確かに使命感がないとできない職業ですね。

内容★★★★★


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