2009/10/22 (Thu) 09:33
2008
舞台は、現在と全く違った発展を遂げた日本――架空都市≪帝都≫。
19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生まれ、帝都の富の9割は、ごく一部の特権階級――華族に集中していた。そんな中、富裕層のみをターゲットとし、次々と美術品や骨董品を、魔法のような手口で盗んでしまう≪怪人二十面相≫の出現が世間を騒がせていた。
人は彼を〝K-20″と呼ぶ――。
物語の主人公は、K-20に騙され、K-20に仕立て上げられた男・遠藤平吉(金城武)。サーカスの曲芸師である平吉が、類稀なる身体能力と頭脳を武器に、K-20に狙われた令嬢・羽柴葉子(松たか子)と、その婚約者であり探偵の明智小五郎(仲村トオル)と共に、K-20との戦いを決意する。
かくして、息もつかせぬ戦いの火蓋が切って落とされる。繰り広げられる激闘。果たして、濡れ衣を着せられた平吉は、汚名を晴らすことができるのか?
いい意味で期待を裏切られた出来でした。
アクション、世界観の演出とか、かなりハリウッドの映画に近付いた気がします。
考えさせられる映画ではないけれど、「怪人二十面相」を大胆にアレンジしていて、十分楽しませてくれます。
ちょっとくさいところが目に付いたりしますが、それ以外はおおむね良好かと。
思ったよりコメディ色が強かったです。
内容★★★★
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