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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/05/10 (Fri) 02:13
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2010/05/08 (Sat) 11:49

1931
監督:チャーリー・チャップリン
出演者:チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー、ハリー・マイヤーズ、ハンク・マン
原題:City Lights
上映時間:83分
製作国:アメリカ

世の中は極端に不景気。小男で風彩もあがらず、服装もみすぼらしく、職もなく住むところもないチャーリーは、職にありつけそうもなく、毎日あちこちさすらい歩いてフーテン暮らしをしていた。そんな彼が一人の娘に恋をした。街角で花を売っている、盲目の貧しい娘だ。彼は彼女の目を治す為に、金を稼ごうと一大決心をするが……。





笑いあり、涙ありでテンポも良く、私の中ではチャップリンの最高傑作のひとつだと思っています。
観るのは何回目なのか覚えていませんが、もうパブロフの犬見たく、涙ぐんでいる自分がいます。
何にそんなに心打たれるのでしょうか。
浮浪者の身でありながら、一生懸命彼女の足長おじさんになろうとするところでしょうか。
それもありますが、そんな努力をひけらかすこともなく、名前さえ名乗らないその奥ゆかしい行動をとる純粋な心に、胸打たれます。





























内容★★★★★



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2010/04/28 (Wed) 11:00

2007
監督:ビレ・アウグスト
出演者:ジョセフ・ファインズ、ダイアン・クルーガー、デニス・ヘイスバート、パトリック・リスター
原題:Goodbye Bafana
上映時間:140分
製作国:ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、南アフリカ共和国

1968年アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。
刑務所の下士官ジェームズ・グレゴリーは、最悪のテロリストとされるマンデラの担当に抜擢される。
マンデラの生まれ故郷の近くで育ったために彼らの言葉が分かるグレゴリーに、秘密の文書や会話を監視し報告しろと言うのだ。任務に忠実なグレゴリーだったが、マンデラという人物に触れ、彼が自由のために払っている犠牲を知るにつれ、次第にマンデラに魅了され、彼が目指す平等な社会に憧れていく。
しかし、そんな想いが周囲に知られれば、自分の立場も妻子の安全さえも脅かされる。
家族、国、仕事、理想、良心…葛藤の中、それでも正しい歴史の一部でありたいと願ったある看守とマンデラの数十年間にも渡る魂の交流を描く、感動の実話を映画化した話題作。


漠然とマンデラが地名だと思っていたくらい知識のない私でしたので、大変勉強になりました。
アパルトヘイトとか、学校で習ったはずですが、無関心だった私はまったく忘れてしまっていました。
というか、堂々とそんなこといってるんじゃなく、無知をもう少し恥じるべきですよね…。まあでも、無知を恥じてばかりでも仕方ないので、これから心を入れ替えて、いろいろ勉強していきたいと思います。

人種差別の問題って本当に難しいと感じます。一人がそれを変えようとしても、周りがそれを許さない風潮があることが、この映画を観ていてひしひしと伝わってきます。
確かに世の中のために行動を起すのは良いことだとは思うのですが、家族を危険にさらしてまでと考えると、手放しで頷けない自分がいるのも事実です…。
また、日本人には人種差別はあまり関係がないと思われがちですが、実際今日本で働いている外国人に対してはどうでしょう。あからさまではないにしても、差別がないといえるでしょうか…。このことは伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」でも触れられていました。

この映画はマンデラが大統領になったところで終わっていますが、その後の彼の姿はクリント・イーストウッド監督の映画「インビクタス/負けざる者たち」で見られるようです。
また、辛いことがあっても信じてずっとついてきてくれていた奥さんとの感動の再会シーンなんかもあったりしましたが、釈放の2年後には離婚を表明、その4年後には離婚してしまったそうです。いろいろな事情があってのことでしょうが、人ってわからないですね…。





























内容★★★★



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2010/04/01 (Thu) 11:39

2005
監督:ラース・フォン・トリアー
出演者:ブライス・ダラス・ハワード、ウィレム・デフォー、イザック・ド・バンコレ、ダニー・グローヴァー、ジェレミー・デイヴィス
原題:Manderlay
上映時間 139分
製作国:デンマーク、スウェーデン、オランダ、フランス、ドイツ、イギリス

舞台は1933年、アメリカ南部の大農園、マンダレイ。「こんな町さえなければ、世界はもう少しましになるわ」という言葉を残し、焼き払ったドッグヴィルの町を去ったグレースと父親たちは新たな居住地を求めるうちに、アメリカ南部の奥深く、荒野に広がるマンダレイの大農園へと辿り着く。ここは70年も昔に廃止された黒人奴隷制度が存続しているかのような土地。マンダレイのありさまを見て“奴隷を作り上げたのは私たち白人。彼らへ対して責任を取らなくては”という使命感に駆り立たれたグレースは、父親の制止を振り切り、マンダレイの改革に取り組み始める…。


「ドッグヴィル」に続く「アメリカ3部作」の2作目。
今回も演劇のようなセットだけのスタジオだけの撮影で、野外の風景などは一切なしで、ナレーションと小分けした章立てになっっています。
グレース役は、ニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに変更。「スパイダーマン3」や「ターミネーター4」などにも出演していますが、ニコール・キッドマンと比べるとやや印象が薄いかもしれません。しかし、グレース役で考えると、ブライス・ダラス・ハワードのほうがしっくりくるような気がしないでもないです。

今回は奴隷制度を中心に、いろいろな問題点を浮き彫りにします。
正義の押し売りで、民主化(多数決、契約制度など)させられる黒人。
望んでいない急激な変化、人の性格の分類、無意識での人種差別などなど、今回もいろいろ考えさせられる映画でした。
一番印象に残っているのは、黒人の見分けがつかずに人違いをしたグレースの気まずいシーンでした。
第3作目(最終章)もとっても気になるのですが、無期限延期だとか…。
残念です。





























内容★★★★



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2010/03/12 (Fri) 10:21

2003
監督:ゴードン・チャン
出演者:ジャッキー・チェン、クレア・フォーラニ、リー・エヴァンス、ジュリアン・サンズ
原題:飛龍再生、The Medallion
上映時間:89分
製作国:香港、アメリカ

人身売買組織を率いるスネークヘッドを追う、英国人のインターポール捜査官アーサーと香港の敏腕刑事エディ。2人は、組織に誘拐された中国人少年を救出しようとして殉死するも、少年の持っていた不思議なメダルの力によって超人的パワーを持つ”ハイバインダー”に生まれ変わった。だがスネークヘッドは、その力を上回るハイバインダーだった!


いや~、申し訳ないですがひどかったです。
さすがに途中で見るのやめてしまいました。
もともとストーリーには期待していなかったのですが、あまりに陳腐すぎます。不死身ですか…スリルもないですね。
しかも、コミカルな部分も外しっぱなしで、悲しかった…。
で、肝心のアクションもワイヤーみえみえで、ジャッキーじゃなくてもよくね?って感じでしたね。
「チョコレート・ファイター」みたいなの見ちゃうと、生半可のアクションではもうすべてが色あせちゃってダメですね…。
また、アクションシーンで使われる音楽も緊迫感が欠けてるような気がしました。
なんだか、いいとこなしの映画でした。









内容★★


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2010/02/27 (Sat) 11:26

2004
監督:アニエス・ジャウィ
出演者:マリルー・ベリ、アニエス・ジャウィ、ジャン=ピエール・バクリ、セルジュ・リアブキン
原題:Comme une image  英題:Look at Me
上映時間:110分
製作国:フランス

有名大作家を父親に持つ二十歳のロリータは、親の影に隠れてパッとしない自分にコンプレックスを持っている。一番の悩みは、理想とは程遠いぽっちゃり体型だが、皮肉にも、父の連れてきた新しい母は、自分と年の変わらぬスレンダーな美女。父親が自分に無関心なのは、容姿のせいだと考え、唯一の特技である歌で父の気を引こうとするが、自己中心的でワガママな父には気づいてもえない。ジャーナリストの卵であるボーイフレンドに対しても、父とのコネが目当てでは・・・と疑心暗鬼になってしまう。
一方、ロリータの歌の教師シルヴィアは、売れない作家を夫に持つ。夫の才能を信じ、日々、夫を励まし支える彼女は、自分の仕事には、とりたてて情熱を持っていない。練習をせがむロリータのことも初めは疎ましく思っていたが、あるとき、ロリータの父の素性を知り、夫のために急接近。晴れて、夫はビッグ・チャンスを手にするが、そんななか、シルヴィアのロリータに対する感情は、徐々に変化していき・・・。


ちょっと微妙ですね…。
主人公のロリータがセバスチアンと出会い、コンプレックスから抜け出していくという流れは結構いい感じですが、父親が変わらないまま終わってしまうのが、なんとも煮え切らないというか、放り出された気分になってしまいました。
流れは若干だれ気味にも感じなくはないですが、「人」をうまく描けているなとは思いました。















内容★★★


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