2010/06/16 (Wed) 18:41
講談社青い鳥文庫
2009年10月
オリンピックへの第一歩ともいえるアジア合同強化合宿。その参加権を賭けて、知季、要一、飛沫の3人は選考会へのぞんだ。そして、その結果は、彼らにとってはっきりした明暗をもたらす――。遥か遠くにあると思っていた、4年に1度の大舞台。夢を現実のものにしようと、みずからの可能性の限界にまで挑戦する少年たちの青春を描く名作、第2巻。
「成功率は?」
「率じゃないんだ」
「え」
「率じゃなくって、気合いなんだよ」
ということで、自信がついた知季くんの活躍が描かれていくかと思いきや、この巻は飛沫くんの挫折が中心でした。
もしかして、3巻は要一くんが主役、4巻が3人という構成かもしれませんね。
この本の良いところは、年下だからと見下す人がいないことですね。ひとりひとり、人間として向き合っています。
内容★★★★
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