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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/24 (Wed) 15:33
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2011/01/12 (Wed) 11:11

実業之日本社文庫
2010年10月

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。




スキーの好きな東野さんらしい舞台設定と、読み始めたら止まらない巧みな文章と展開、そして意外性のある犯人。
やっぱりさすがだなぁと思いました。
正義感と会社存続の危機の間で悩む様は、ちょっと考えさせられました。
最後はちょっと予定調和すぎるかな、とも思いましたが、ストレスのたまる終わり方をされても不快なだけかと思い直しました。

内容★★★★


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2010/12/31 (Fri) 11:12

光文社
2010年1月

スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。超人気作家の意欲作!




読み始めるとなかなか止められない東野圭吾さんの本。これもそんな1冊でした。
テーマが面白く、謎も先が読めない展開で最後まで楽しむことが出来ました。
後から考えると、ちょっとパズル的だったかなとも感じないでもないですが。
泣けはしなかったけど、納得のエンディングでした。

内容★★★★


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2009/09/10 (Thu) 11:35

毎日新聞社
2009年4月

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!


相変わらず読みやすく、夢中になって読むことができます。
「張り巡らされた壮大なトリック」が何のことを言っているのかはわかりませんが、パニック小説としてはかなり楽しめると思います。
SFファンが好みそうな小難しい理屈もほとんどなく、無難なキャラ設定で、映画化を想定して作られたのかな?とさえ思えてしまいます。
考えさせられるテーマも含まれており、私も読みながら常に考えていました。
結構問題的な発言も多く(一歩間違えると女性蔑視ともとられそうなものとか)、だからこそ読む価値があるともいえるのではないでしょうか。
作者は決してそれを肯定しているわけではないのですから。

原因はどうあれ、大災害は起きないとは限りません。
その心構えといっては大げさかも知れませんが、こんなこともありえるかもと感じるだけでも損はないと思います。

内容★★★★


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2009/02/21 (Sat) 09:39

文藝春秋
2008年10月

男がその言葉を口にしたとき、女は最後の決意を固めた。あの白い粉の力を借りるときがやって来た――。IT会社社長の真柴義孝が自宅で変死体となって発見された。死因は毒物による中毒だ。草薙刑事は被害者の愛人だった若山宏美を第一容疑者として疑うが、彼の同僚の内海 薫は真柴の妻・綾音の行動に不審を持ち、別行動で調べ始める。だが綾音には鉄壁のアリバイがあった。そのアリバイを崩すためには、湯川 学の力を借りる以外にないが……。


ガリレオシリーズ長編第2作。
トリックが云々とか結構批判があるみたいですが、私は読んでいて面白ければそれでいいような気もします。
っていうか、よくこんなトリック思いついたなぁと感心してしまいましたけど…。
トリックを見破るというより、このシリーズの場合、キャラを楽しむといった感じで私は読んでいます。
今回感動する場面がなかったのはちょっと寂しいですが、それでもぐいぐい読ませる力は相変わらずです。

ただ、やはり福山雅治と柴咲コウをイメージして読んでしまっているので(もうこれは避けられないですね)、内海がipodで福山雅治のアルバムを聞いていたという描写を見たときは複雑な心境でした…。

内容★★★★


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2009/01/30 (Fri) 10:19

文藝春秋
2008年10月

「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。事故に見せかけて殺人を犯しているという彼に、天才科学者・湯川が立ち向かう。


ドラマ、そして映画「容疑者Xの献身」で人気のガリレオシリーズの最新短編集。
私は、このシリーズは「容疑者Xの献身」の小説とドラマは第1話しか見ていないのですが、この本は楽しめました。

1.落下る(おちる)
2.操縦る(あやつる)
3.密室る(とじる)
4.指標す(しめす)
5.撹乱す(みだす)
の5編を収録。

私は科学に詳しくないので、トリックそのものにはあまり感銘を受けたわけではないですが、そのドラマ性と簡潔で読みやすい文章は素晴らしいと思いました。
キャラクターはもう完全に出来上がっていて、私はドラマの1話しか見てないにもかかわらず、頭の中では福山雅治と柴咲コウが動いていました。
特に「密室る」はお気に入りです。

「容疑者X」では、湯川教授があまり好きではなかったのですが(主人公の敵ですから)、今回の本でかなり好きになりました。

読みやすいので、国語が苦手な生徒たちにも勧めたい1冊です。その場合、感想などはまず書かせずにあらすじを書かせるのが良いかなと思っています。

内容★★★★★



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