2010/11/15 (Mon) 10:58
徳間書店
2010年6月
「藤田優作、君はどのくらいの金持ちになりたい?」「そうだな、金で買えないものはない、そう言えるくらいかな」「わかった。それでいこう」年収200万円のフリーター・優作はなぞのオッサン・堀井健史と握手を交わした。そこから彼の運命は大きく変わる。携帯ゲーム事業を成功させ、さらにあらゆる金融技術を駆使。瞬く間に会社は売上500億円の大手IT企業に変貌する。人はそれを「ヒルズの奇跡」と呼び、優作は一躍時代の寵児に。快進撃はさらに続くかに思われた―オッサンの無謀なミッションが下るまでは。金とは、勝者とは、絆とは?感動の青春経済小説。
ビジネスの知識としては既知のことが多く、そういう点ではあまり勉強にはならなかったけれど、真実が織り交ぜてあるだけにリアルさは感じます。
何処までが真実なのか、というのを考えながら読むのがこの本の正しい読み方かもしれませんね。
豪遊ぶりの描写が多いですが、なんだかちっとも羨ましくなかったです。
お金ばかり追うのもなんだかなぁって感じです。
確かにお金は欲しいけれど、そんなことするためには私はいらないです。
価値観ってホント、人によって違うのだなぁとしみじみ。
騙し騙される世界で生きていくくらいなら、私はお金は欲しくないですね。これって、負け犬ってことなのかな?
内容★★★
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