2010/09/18 (Sat) 11:10
講談社ノベルズ
2010年7月
NEO舞城王太郎 BEGINS!
名前のない「僕」が「僕」を見つけるテロル。
講談社創業100周年記念出版
ある日ある朝、西暁町で、12歳くらいの僕が馬から生まれる。記憶も名前もない。でも名前なんかいらない、と僕は思う。自分が誰だってどうでもいい……のに、正彦が僕を弟にする。それからヒトとしての生活にようやく馴れてきたところに蛇に乗る少女楡が現れ、僕を殺人現場に誘う。冒険が始まる。失踪した父親。地下密室。獣の大革命。そして恋。混乱と騒動の中、僕は暗い森を駆ける駆ける駆け抜けていく。
舞城王太郎が講談社ノベルスに舞い戻り投下する、新しい小説(テロリズム)!
なんだろね。
不思議な感覚のお話でした。
どうなるんだろ、どうなるんだろと思わせる牽引力が文章にありました。
でも、何も解決していないこの終わり方は…。
きっと続編があろのでしょうね。
この先に期待したいです。
内容★★★
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