2011/04/20 (Wed) 11:05
集英社
2011年2月
僕の名前は皇京。17歳。政財界に太いパイプをもつ皇一族の一員だ。僕はスリルを求め、闇の饗宴「怪盗ロワイヤル」に参加した。上質なスリルを得られる、崇高で下劣で野蛮で最高な場所さ。皇一族を統べる父・皇壟一朗の屋敷に押し入り、10名のSPを殺してある物を盗んだ者がいた。犯人は「怪盗ロワイヤル」に参加している人物だと推測した僕は、無口な相棒のギル、香港マフィアの娘リーと共に真相究明に乗り出した。でも、僕にはもう一つ、本当の目的があって―!?モバゲーTOWNで国民的人気のゲームがオリジナル小説化。E★エブリスタ開催の「怪盗ロワイヤル小説大賞」受賞作。
ケータイゲームの小説化と表紙のイラストからのイメージをいい意味で裏切ってくれました。
主人公の背景がしっかり書き込まれていて、なかなかに読ませてくれました。
展開もスピーディーだし、どちらかというと少年コミックスを読んでいる感じかな。
ちなみに、CMでゲームの存在自体は知っていましたが、未体験です。
ゲームはやるつもりはありませんが、続編が出るならば、読みたいと思っています。
内容★★★★
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