2010/11/24 (Wed) 09:44
ビジネス社
2010年2月
今や若手ビジネスパーソンの3人に1人が勉強会に参加するという空前の勉強会ブーム。資格を取ったり留学したりといった手間も暇もかかる勉強とは違って、気軽に参加できる勉強会は「お金も時間もかけずに成長できる今どきのビジネスパーソンにぴったりの勉強法」と言える。
そのトレンドをつくったのが、ベストセラー『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』著者にして、「築地朝食会」「山の手の会UNDERGROUND」「ひみつの学校」を主催する美崎栄一郎氏。
その勉強会のリーダーが「勉強会に行きたいけど、なんだか不安」という未体験者や、「何回か出ているのだけれど学んだことが身についていない」といった経験者に向けて、仕事の成果につなげる正しい勉強会の歩き方を初めて公開する。
本書では、仕事ができない若手社員、これからバリバリ働く中堅社員、転職を悩みながら考えているビジネスパーソン、いきなり抜擢された管理職、勉強会の主催者など10人の異なる立ち位置のビジネスパーソンを登場させ、勉強会に出ることで成長していくストーリー形式で展開している。新しい会社の中と外の歩き方とノウハウを伝える、ありそうでなかったビジネス書。
まったく知らない世界でしたので、大変参考になりました。
各キャラクターのビジュアルもあり、ストーリー形式でもあるので、かなり入り込みやすいです。
間口が広い分、情報量不足は否めないのですが、それは仕方がないことかもしれません。詳しく知りたい人は別の本で、ってことでしょうね。
会社に依存せずに、人と人との横の繋がり。なんだか素晴らしいですよね、向上心も見えて。
場所的にも、仕事的にも、時間的にも、残念ながら私には多分勉強会の機会はなさそうですが、こういうことを知れたというだけで、なんだか得した気分です。
まあ、会社でも私生活でも、楽しくなるかならないかは、自分次第ってことですね。
内容★★★★
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