2011/02/01 (Tue) 11:50
講談社ノベルズ
2010年12月
…ゾンビになりたい。ずっとそう思って生きてきた。漫画家になる夢を諦め、日々を漫然と暮らすだけの僕。死んだようにただ生きている、僕と似た仲間たち…。そんな四人が見つけた廃墟の屍体。これが人生の分岐点!?と思ったのもつかの間、屍体は忽然と姿を消してしまった!「働いたら負け」と思っているワケでもないけど、「屍体を見つけたから勝ち」ってワケじゃない。だけど僕は探し出してみせる。自分を、変えるために。
タイトルから、もっと破天荒な内容を想像していたのですが、無難にまとまっていた感じ。
ニートな主人公たちの語りには共感は持ちにくいけど、ミステリーと青春のこういう結び付け方もあるんだ、と感心しました。
ただ、読み終わってから振り返ってみると、場面が想像つかないところも…。
内容★★★
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