2011/01/14 (Fri) 13:13
角川書店
2010年10月
親子それぞれに特殊な職業につきながらも強い繋がりをもった家族、距離を置きながら同士のような関係に置かれた義理の父娘、一度家庭を壊し人生を放棄しかけている男、妹のDVに勘づいてしまった兄……。そこは人が本当に帰るべき場所なのだろうか? ふぞろいで歪つな4つの家族とそこに生きる人々。涙と冷静と波乱を存分にたたえた、本多ワールド最高到達点!
家族のあり方について考えさせられる本でした。
血が繋がっていなくても、しっかりとした絆を持った家族もあれば、血が繋がっていても、崩壊している家族もありました。
何を持って家族と呼ぶのか――。
私も、家族の存在を当たり前と思わず、大事にしていきたいと思います。
本多さんの本、これが初めてなのですが、読みやすいし面白いです。
全作品読んでみたくなりました。
内容★★★★
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