2011/04/03 (Sun) 13:33
経済界
2011年1月
日本最大のマラソン「東京マラソン」には、3万人もの人々が大都会東京を疾走する。一流のアスリートも参加するが、参加する人のほとんどが、走ることが好きでたまらない市民ランナーだ。
この本に出てくるランナーは「走る」ことを何かのキッカケにしている。自分や周りの人々を見つめ直す人、病気の母に自分の走る姿で感謝とエールを送ろうとする人などさまざまな理由でこの長い距離を走っている。
真冬の「東京マラソン」を舞台に10人それぞれの心あたたまる実話です。
当たり前だけど、みんなそれぞれに人生があり、それぞれにドラマがある。
そんなことを改めて気付かせてくれました。
それぞれのマラソンにかける想い。
そこには、単に好きだから走るというだけではなく、それ以上の情熱と人との絆がありました。
ただ、1話1話が短くあっさりしすぎの印象。
もう少しじっくり読みたかったかな。
内容★★★
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