2011/05/18 (Wed) 10:14
講談社 ミステリーランド
2011年3月
宮島レイ、12歳。母親は有名な吸血鬼画家、ミラルカ。ふたりきりの生活だけれど、仲良く幸せに暮らしていた。ところが、ミラルカは彼の前から忽然と姿を消してしまった…。そんなある日、3人の刑事が彼女の消息を尋ねにやってくる。とある殺人現場に、彼女の絵の切れ端が落ちていたという。なんと、国際的な陰謀に捲きこまれたかも知れない!母さんはヨーロッパに?助け出せるのはぼくだけだ!ところが、レイに残されたのは、たった一冊の幻の画集。鍵を握るのは、不思議な少女。異国への旅に踏み切るレイを、追ってくるのは国際警察?それとも闇の異形たち?妖しくも美しい国から国へ、スリルとホラーとサスペンスの冒険がはじまる…。
イラストのせいもありますが、菊地秀行さんの「魔界都市」シリーズを思い出しました。あと、漫画「ブラック・エンジェルズ」も。
それはともかく、私のイメージする「ミステリーランド」に一番近い作品かな、なんて思いました。(3冊しか読んでないけど)
怖いけれど何か惹きつけられてしまう夜の闇、不思議な町、異形のものたち、そして冒険…。
子供の頃にも読みたかったな。
内容★★★★
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