2011/05/17 (Tue) 09:18
講談社 ミステリーランド
2011年3月
母とふたり暮らしの小学5年生・相原優希は、居眠りばかりしてしまうので、子供の頃から「眠り姫」と呼ばれていた。居眠り癖もあり学校になじめない優希を心配した母はお姉さん代わりの家庭教師をつけていたが、大好きだった美沙先生はアメリカへ留学することに。その代わりの新しい家庭教師・荻野歩実に、優希は大切な秘密を打ち明ける。その秘密とは、父親が3年ぶりに会いに来てくれた、というものだった。母とふたりで暮らしている理由を知らなかった歩実は、前任の美沙に事情を聞いてみるのだが…。父は本当に戻ってきたのか?家族に秘められた謎とは。
小学生の立場というより、家庭教師の立場で本を読んでる時点で、この本のコンセプトととは違っているかもしれないけれど…。
大人でも十分楽しめるほど、扱っていることは重たいです。
その分、小学5年生には内容的にきついかな?と思わなくもないです。
本好きだった大人が子供の頃を懐かしむための本であって、子供のための本ではない、という前提なら結構いい本だと思いました。
内容★★★★
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