2011/01/05 (Wed) 13:16
2010
監督:庵野秀明(総監督)、摩砂雪、鶴巻和哉
出演者:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾
上映時間:112分
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。
綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロイン、マリが登場する。
謎の敵性体“使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオン仮設5号機の参加で、さらに激しくエスカレートしていく。
スクリーンに続々と展開する、誰も見たことのないバトルシーン。驚異のスペクタクルの興奮は、未知の物語へとつながっていく。
あえてTVシリーズと同じ出発点からスタートしてみせた新EVA伝説。この第2ステージからは新しい要素が加わり、大きく物語のポイントが切りかわっていく。
そこから見えてくる『新劇場版』の真の姿とは、はたして何なのだろうか?
ようやく観ました。
本当は劇場にも行きたいほどの気持ちがあったのですが、家族は観ないし、そうなると観に行く時間もないし…で、この作品は中断せずに一気にみたいと思っていたら、ついに年を越してここまできてしまいました。
そんな期待膨らむ一方で観た感想は、とにかくすごいの一言。
「序」と違い、TV版のストーリーとかなり違ってきています。
新キャラ・マリの登場もあり、アスカの存在が少し薄くなった気もしますが、各キャラのバランスとしてはいい感じなのかも。
個人的には、エヴァのデザインがより生物的になったのが好みじゃないかな。
使用されている曲も奇抜で面白かったし、演出もいい感じだし、年明け早々こんな作品が観られて幸せでした。
是非家族にも「序」と「破」を観てもらって、次作「Q」は劇場で観たいな~。無理かな…。
内容★★★★★
PR
2010/03/26 (Fri) 10:30
2006
監督:ロジャー・アラーズ
声の出演:石塚英彦、八嶋智人、木村佳乃、内田直哉、富田耕生、北川勝博
原題:Open Season
上映時間:86分
山あいにある静かな町、ティンバーライン。人間と一緒に気ままな暮らしをしていたクマのブーグ(マーティン・ローレンス)は、ある日、ハンターに捕らえられていたシカのエリオット(アシュトン・カッチャー)と出会う。しかし、そのエリオットを助けたことから、ブーグの生活は一変。自然での暮らし方を知らないブーグが、エリオットと共に森に放り出されてしまったのだ! オープン・シーズン(狩猟解禁の日)まで、あと、わずか。ブーグは、エリオットや森の動物たちを仲間にして、生き延びることができるのか?
CGはよく出来ているとは思いますが、あまり面白いとはいえなかった。
「ウォーリー」みたいな感動はなかったです。
シナリオに問題があるのかもしれませんね。
まず、あれだけ店を荒らしたのに、ほとんどお咎めがないのは、子供向けなのにどうかなと思いました。
で、ブーグが捕まっても、自分だけ逃げてしまうエリオット。まあ逃げたのは仕方ないにしても、それについて申し訳ないという気持ちもないみたいだし…。
これで友情なんて育まれるのでしょうか?
ブーグが、人間との暮らしを捨てて森を選ぶほど、森の動物たちはいい人だったのでしょうか?
この無理矢理な展開では、ちょっと感動までにはいけなかったです。
音楽は、向こうの曲を訳して歌うのではなく、日本の楽曲(Chemistry)が専用に用意されている点は感心しました。
結構厳しいことばかり書いてしまいましたが、無難にまとまってはいて、見て損したとまではいかないです。
続編の「2」があるだけでなく、「3」も2011年リリース予定とか。
内容★★★
2010/02/03 (Wed) 10:18
2006
監督:細田守
声の出演:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵
上映時間:98分
紺野真琴は、あるきっかけで過去に遡ってやり直せる『タイムリープ能力』を持ってしまう。使い方を覚えると、日常の些細な不満や欲望に費やしてしまう。バラ色の日々…のはずが、親友の千昭から告白を受け動揺した真琴は、タイムリープで告白を無かった事にしてしまう。やがてそれがとんでもない事件を招く事になり…。
主役の真琴の叔母は、原作の主人公だったんですね…。
観てるときは気付きもしませんでしたが、言われてみれば、タイムリープについて知っていることも、自分とは性格が違うということを強調するところも納得。
この作品は、続編というか、2代目という位置付けなのですね。
タイムリープについてはいろいろな解釈がありますが、この映画ではそれが重要視されているわけではなく、あくまでテーマは青春を描くことにあるのだと思いました。
なるほど、観ていて、胸が締め付けられるような切ない気持ちにさせられます。
あの青い空、白い雲、静まり返った校舎、やたらに視野の狭い自分とそれに気付いていない自分、先のことなんて遠い未来だと思ってまったく考えなかった自分、そのときが永遠に続くと思っていた自分…。すべてはあっという間なのに…。
そんな学生時代の生活というか、想いがとても上手く描かれている映画だと思いました。
青春時代は帰っては来ないけれど、この映画は、そんな愚かでピュアな自分を思い出させてくれる、素晴らしい作品でした。
また、声優さんたちの素人っぽさがこの映画には合っていて、とても良かった気がします。
そして、この主人公の声を演じた仲里依紗さんをそのまま主人公にした実写映画ももうすぐ公開するそうですね。
どこまでこの素晴らしいアニメに迫れるのか、楽しみです。
内容★★★★★
2009/08/12 (Wed) 10:27
2008
海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。
宗介のことを好きになるポニョ。宗介もポニョを好きになる。「ぼくが守ってあげるからね」
しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。人間になりたい!ポニョは、妹たちの力を借り て父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な 水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう―。
少年と少女、愛と責任、海と生命。神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。
純粋な物語だと思いました。
最初、キャラデザインのせいで、低年齢層向けのイメージを持っていたのですが、そこは宮崎監督、大人でも十分楽しめる作りになっています。
まず、ポニョの声がとてもよかったです。
とても無垢な感じが伝わってきて、聞いていて気持ちよかったです。
そして、それにとても似合うシンプルなストーリー。
水が町に押し寄せたとき、その被害ばかり気になって、純粋に物語を楽しむことができない自分がちょっと悲しく、自分が大事なものを失ってしまったことに気付き寂しくなりました。
そう、純粋に喜びを表している子供たちや老婆たちが眩しかったのです。
家族みんなで観るのもいいけれど、たまにはひとりでじっくり観るのもいい、そんな映画でした。
内容★★★★★
2009/07/13 (Mon) 15:20
2007
かつて地球を襲った大災害・セカンドインパクトにより、人類はその半分が死に至った。幾ばくかの年月が流れ、その大惨事より復興しつつあった人類に、突如として使徒と呼称される謎の生命体が攻撃を仕掛けてきた。
国連の下部組織である特務機関NERV(ネルフ)は、極秘に開発されていた汎用人型兵器エヴァンゲリオンによって襲来する使徒を迎え撃つ作戦を開始する。NERV司令である碇ゲンドウは、14歳の息子「碇シンジ」にエヴァンゲリオン初号機のパイロットになることを強いる。
シンジは、父親に反発してエヴァンゲリオンに乗ることを拒んだが、もう一人のエヴァンゲリオンパイロットである「綾波レイ」の重傷を目の当たりにしてエヴァンゲリオンに乗り込むことを決心する。
約10年ぶりの復活とのことです。
DVDで借りようと思っていたのですが、あれよあれよというまに、テレビで放送してしまいました。
で、結局見たのはテレビ放映版。
今見ても、とっても面白いです。
ほとんどストーリーの変更は、この「序」にあたってはないですが、今見てもまったく古さを感じさせないのがすごいですね。
第1話から第6話までをベースに瀬作とのコトですが、つぎはぎではなく綺麗にまとまっていてよかったです。
前作はDVD完全版で全部所持しているのですが、時間がないのがマンネリ化しているので、結局1度しか見ていないので、買うまでもなかったんじゃないかと今では思っています。
結構高かったし…。
それでもほとんどのストーリーを覚えているのは、それだけすごい作品だったんだなぁってつくづく思います。
第二作目「破」の予告も見ましたが、今度はかなり違うストーリーになるみたいですね。
すごく見たいです。
でも、時間もお金もないので、DVD出るまで待ちになりそうです。
内容★★★★