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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/02/03 (Mon) 01:15
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2010/08/30 (Mon) 10:53

新潮社
2009年7月

妻はそれきり11年、口を利かなかった――。
30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、日常の細部に宿る不可思議をあくまでリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ――。小説にしかできない方法でこの世界をあるがままに肯定する、日本発の世界文学! 第141回芥川賞受賞作。





多分私に読解力がないのでしょうね。
改行がほとんどなく、会話もなく、最近の本にしては読みにくかったです。
人間の思考そのままの羅列といった感じを受けたのですが、それならば筒井康隆さんのほうが面白かったような…。素人意見ですけどね。
で結局、何が言いたかったのか理解できない私にとってこの本は、悲しいかな、時間の浪費にしかなりませんでした。
「ペナント」という書き下ろし作品も収録されているのですが、こちらはさらに理解できず…。
う~ん、苦痛でしかない読書は、さっさとやめるべきでした。
おそらく私には、こういう小説は何年たっても理解できる気がしません…。

内容★★


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2010/08/27 (Fri) 11:35

双葉社
2010年7月

一話が50人だけのために書かれ、自宅に届けられた「ゆうびん小説」に、書き下ろしの最終話が加えられ、遂に単行本化。
自分も誰かに贈りたくなるような連作短編集。太宰治の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語。




「グッド・バイ」は学生の頃読んだはずだけど、まったく覚えていない…。そう思うと、今読んでいる本たちも、どれだけ覚えていられるやら、不安になります。
さて、内容ですが、主人公は5人の女性と同時に付き合っている男性で、ある事情ができ、その女性たちと別れなければならなくなり、一人ひとりに別れを告げていく、という感じで話は進みます。
5股もかけている主人公は、最低で軽蔑すべきところですが、そう思えなくさせるのが、この伊坂さんの真骨頂とも思えます。
深刻な内容のはずなのに、どこかおかしく、軽妙に進んで、何故か爽やかな印象を受ける、不思議な魅力の詰まった小説でした。

内容★★★★


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2010/08/26 (Thu) 14:48

Marvel Comics
July 2010

Marvel Comics
August 2010

Marvel Comics
September 2010

Marvel Comics
October 2010

失脚したNorman Osbornに代わり、Luke Cageをリーダーとし、囚人更正活動としてThunderboltsプログラムが新たに始まった。連絡を絶ったS.H.I.E.L.D.とU.N.のエージェントの捜索に出たThunderboltsは、洞窟の中で、Terrigen Crystalsと、それにより変異しモンスターと化したエージェントたちを見つけるが…。





メンバーも基地も、すべてが変わって心機一転のはずなのに、何故かこれだけ、イシューナンバーが継続しているThunderbolts。
新たなメンバーは、
Moonstone
Ghost
Crossbones
Juggernaut
Man-Thing
の5人。Thunderboltsとして活動するとき以外は独房に収容されるため、基地は刑務所に併設されています。
Juggernautは、半兄弟であるProfessor Xの強い推薦があってのことです。
また、面白いのは、Man-Thingは転送ができるため、今回は乗り物としてメンバーに参加させられているということ。なので、今回のチームには乗り物がありません。
Ghstの素顔を初めて見たけれど、おじいさんみたいでなんかやだな。

刑務所のメンバーとしては、USAgent, Mach V, Fixer, Songbirdがいます。
"Siege"イベントでやられたUSAgentは、片手片足がないままで、車椅子で活動しています。
久しぶりのSongbirdはイメチェンのためか、長い髪をバッサリ。男見たくなってて、これが一番ショックでした。

Thunderboltsのメンバーの身体にはナノマシンが埋め込まれており、それで逆らえないのですが、そうでなくても、結構従順だったりしてますが、ちょっと思わせぶりなところもあり、油断できない感じもします。それがこのThunderboltsの醍醐味ともいえるかもしれません。

#4では、"Avengers Academy"とのクロスオーバーだったのですが、次の#5はどうやら"Shadowland"とのクロスオーバーが始まるようです。そうなると"Daredevil"も読まないといけないのか…。う~む。









内容★★★★
難易度★★


#144-147 + material from Enter the Heroic Age

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2010/08/25 (Wed) 17:01

双葉社
2009年7月

ハッピーは白くてちいさな子犬。小学生のみくちゃんに拾われて、エサをくれるお母さん、ぶっきらぼうだけどいつも散歩に連れて行ってくれるお父さんと、幸せな日々を過ごしていた。しかしハッピーの成長とともに時は経ち、家族は少しずつ変わっていく。お父さんが体調を崩し仕事を失ったことをきっかけに、家族はバラバラ、自宅も処分することに。お父さんは、愛犬ハッピーとふたり、生きるために、故郷を目指しボロ車で旅に出る。少し不器用で強がりなだけで、ごくありふれた普通の父親でありながら、どうしようもない立場に追いやられてしまった「お父さん」。そんな「お父さん」をひたむきに愛し、ついていくハッピー。ときに可笑しく、ときに切ない、限りある生を謳歌するような短くて永い旅がはじまった──。





これは胸に来ますね。
残酷さとやさしさと寂しさと…。
なんだろう。この寂寥感は。

決して悪いことをしたわけではない「お父さん」。
家族との付き合いが上手くできなかっただけ。
平穏な舞にとを望んでいただけ。でも、全てを失ってしまいます。
困ったときに助け合えない家族ってなんだろう…。
でもそれが今の世相を表しているのかも。

実は昨日、車のタイヤがバーストして立ち往生。(その車はタントで、予備のタイヤはありません)
保険屋さんのロードサービスを呼んでもよかったのですが、自宅からそう離れていないので、迎えにきてもらうことに。
すると、必要ないのに、家族全員で来てくれました。
そんな家族を大事にしていきたいな、と思いました。
家族だからって、いて当たり前と思ってはいけないですね。
家族との関係も、毎日大切に育てていかなければならないのでしょう。
特にこの本を読んで、その気持ちは強くなりました。



内容★★★★★


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2010/08/25 (Wed) 14:20

Marvel Comics
August 2010

Marvel Comics
September 2010

Marvel Comics
October 2010

スーパーヒーローになる可能性を最も秘めた6人の生徒が集められ、トレーニングが始まった。教師は、Henry Pym(Wasp), Justice, Tigra, Quicksilver, Speedball(元Penance)。だが6人の生徒たちが集められた本当の理由は、彼らが最も危険だということからだった。そして、生徒たちもその理由を知ってしまうのだった…。




6人の生徒は、
Finesse...TaskemasterとHawkeyeを足したような。見ただけで技を覚え、命中率100%。頭脳も明晰。
Veil...身体をガスに変えられる。いつか身体が分解したまま戻らない(=死ぬ)と言われている。
Striker...Elektroみたく稲妻を放てる。
Reptil...身体を部分的に恐竜のそれに変えられる。恐竜の能力も持ち合わせる。
Mettle...身体がイリジウムでできている。不死身。
Hazmat...放射能や毒などの危険物質を身体から放出する。
といった感じ。Reptilだけは、"Avengers: The Initiative"にも登場していたので馴染みがあります。残りは多分、初出?

まず、教師が過ちを犯した人ばかりというのが興味深いです。経験に勝るものはないということでしょうか。
なかでも、Speedballはまだ完全に立ち直っておらず、不安材料ともなりそうです。

Jocastaが登場するシーンもあり(彼女がAcademyのメンバーかどうかは定かではない)、Pymと破局していることが明らかになります。

Academyのトレーニングは充実していて、Iron FistやValkyrieなどのゲストの教師も参加したりしています。

生徒たちにはミュータントの遺伝子はなく、Norman Osbornによってその能力を改変させられています。

#03では、"Thunderbolts"とのクロスオーバーとなり、Academyの教師と生徒たちは、Thunderboltsの基地で、最高刑務所でもあるthe Raftの見学に行くことになります。
勿論、Thunderboltsのメンバーも登場します。Moonstone, Juggernaut, Ghost, Crossbones...。一癖も二癖もある奴ばかりで、Lukeも相当苦労しているのでは、と思ってしまいます。"Thunderbolts"も読まねば、ですね。
そして、隙を突き、Hazmat, Mettle, Veilの3人は恨みのあるNormanに会いに行き…。

派手さはないものの、今回のAvengersシリーズの中で、キャラの内面が一番描かれているシリーズだと思います。



Abercrombie & Fitch Company...アバークロンビー・アンド・フィッチ社(世界中に300以上の店舗を持つカジュアル・ウェアの会社)
compromising position...恥ずかしい状況
Asperger...アスペルガー(軽度の自閉症)
WMD = weapon of mass destruction







内容★★★★
難易度★★★


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