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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/01/23 (Thu) 11:30
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2010/09/22 (Wed) 13:27

河出書房新社
2010年7月

両親の離婚により転校することになった音和。野川の近くで、彼と父との二人暮らしがはじまる。新しい中学校で新聞部に入った音和は、伝書鳩を育てる仲間たちと出逢う。そこで変わり者の教師・河合の言葉に刺激された音和は、鳥の目で見た世界を意識するようになり…。ほんとうに大切な風景は、自分でつくりだすものなんだ。もし鳥の目で世界を見ることが、かなうなら…伝書鳩を育てる少年たちの感動の物語。





両親に離婚され、失業した父親と暮らすことになった主人公。
そんな境遇の彼が、面倒見のいい先生や先輩と出会うという爽やかな物語です。
舞台の風景の描写も美しいです。
でも、ストーリーとしては中途半端な印象が残りました。
えっ、これで終り?って感じです。
何か納得いかないなぁ。
ならば、登場人物をもっと絞って、短編でよかったのでは…。

内容★★★


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2010/09/21 (Tue) 19:33

角川書店
2006年10月

東京生まれの大学2年生、橋本太一は大学の同級生6人ほどのグループの中心にいて、そのなかの一人、五島麻里とつき合っていた。麻里はルックスも性格もよく、皆の憧れの的だったが、太一の前にある日、強烈なキャラと奔放な行動力を併せ持つ美丘があらわれる。彼女のいるところ何かと物議を醸すために皆からわれることの多かった美丘だが、太一はその嵐のようなエネルギーに次第に魅かれるようになる。太一から告白され、初めて結ばれた夜、美丘は交通事故の手術で移植された硬膜から、クロイツフェルト=ヤコブ病に感染し、いつ発症してもおかしくない身であることが判明する。残りわずかとなった美丘の生命を前に同棲をはじめる二人。太一は美丘がこの世に生きていた証人になろうと決意するが……。





ドラマはまったく観ていませんが、読んでみました。
泣けました。
設定自体は、「セカチュー」を連想してしまうような、ありきたりな感は否めないですが、それに向き合う主人公たちの行動は、胸打たれるものがありました。
印象に残る言葉も多く、たとえば、
「ぼくたちは周囲にあるすべてが変わらないままだと仮定して、なんとか不確かな命を今日につなぎとめている。」
「今思うと、どうしてもっとおたがいに嫌なところを見せておかなかったのか、後悔しているくらいだ。ぼくがよく思い出すのは、きみのいびきやタオルでなんとか隠された乳房の先や、ごくごくとジュースをのみくだす白いのどなのだから。
 美丘、きみはどこか空のうえのほうで、ぼくを思いだすことはあるだろうか。そのときのぼくはどんな姿をしているかな。いつか、ぼくがそちらにいく日がきたら、おたがいの嫌なところをひとつひとつ全部あげて、笑い飛ばそう。」
とか。

何であれ、死は避けられないもの。
結婚する、もしくは恋人ができれば、いつの日か、彼らのように逝ってしまう方と見届ける方に別れるときが来てしまうのですね。
そのとき、彼らのようなつらさに、私は耐えられるのでしょうか…。

内容★★★★★


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2010/09/21 (Tue) 13:03

Marvel Comics
February 1999

Marvel Comics
March 1999

Marvel Comics
April 1999

Matt(Daredevil)のおかしな行動は、知らぬ間に侵された毒によるものだった。Dr. Strangeにその毒を取り除いてもらうMattだが…。
一方、赤ん坊を預けた教会には、Bullseyeの魔の手が忍び寄っていた…。




"Guardinan Devil"編・中盤。

教会に駆けつけるMattですが、毒のせいで体調は思わしくなく、Bullseyeに苦戦します。
赤ん坊を奪われるだけでなく、Mattを庇う形でKarenも命を落とします。
悲しみに打ちひしがれるMattですが、生前のKarenの言葉を思い出し、悪に立ち向かいます。
「何があろうと、私たちの子供が健全に育つことのできる世界にして。何があろうとも…」

すべての元凶が謎の老人にあることを知ったMattは、そのビルに向かいます。
そのビルで待ち受ける老人。その正体は…。







内容★★★★
難易度★★★


#01-08

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2010/09/21 (Tue) 09:53

総合法令出版
2008年10月

突然他界した父親に代わり、実家の長船堂(おさふねどう)書店という本屋を継いだ松尾秀三(しゅうぞう)。
未来に希望を抱いて本屋としてのスタートをきるが、近所に大型書店が設立されたり、取引先から契約を取り消されたりと、不幸なことばかりが立て続けに起こる。
自暴自棄になる秀三だが、そんな彼に逆境をもたらしているのは他でもない「福の神」であった。
人生になぜ逆境が訪れるのか、本当に豊かに生きるために人は何をすべきで、何を学ぶべきなのか。
この物語には、逆境を乗り越え、願いを実現するために知るべき「ヒミツ」が記されている――。






喜多川泰さんの本、2冊目です。「心晴日和」もよかったけど、こちらも同じくらい素晴らしかったです。
生きるうえでの大切なこと、人生の目的、目標など、考えなければならないことを、わかりやすく小説にして教えてくれています。

「お金持ちになりたい」
私も漠然とそう思っていました。
でもそれは、「人と比べて?」「何のため?」「で、お金持ちになったあとは?」
…考えちゃいますね。私には全然わかってない。
自分が本当は何がしたいのか、どんな目標を持ちたいのか、立ち止まってじっくり考えないといけませんね。

また、お客さんの立場で考える、というスタンスは、昨日偶然見た「カンブリア宮殿」のハンズマンの店の在り方にも通ずるものがあるように思えました。
お店の在り方も変わりつつありますね…。

内容★★★★★


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2010/09/20 (Mon) 19:24

宝島社
2010年7月

シンガーソングライター・植村花菜が亡き祖母との思い出を歌った「トイレの神様」は、9分52秒という長さの曲にもかかわらず「聴く人誰もが泣ける歌」として話題となり、3月の発売以来10週連続で有線リクエストランキング10位以内、オリコンチャートでも上位を継続しています。
植村花菜はじめての著書となる本書では、祖母との心温まるエピソードや、この曲が生まれるまでの誕生秘話を初公開します。
おばあちゃん、ホンマにありがとう。最愛の家族への思いを綴った、今いちばん泣ける歌「トイレの神様」感動の誕生秘話。





世間の流れについていけない私は、正直この曲を知りませんでした。
今ネットで調べてみて、その反響の大きさにびっくり。
さぞかし感動する歌なのでしょうね。
曲を聴いたことがなくても、この本の文章からも、植村花菜さんの素直さ、ストレートさが判るので、その曲の歌詞も心に訴えるものがあるのだろうと思います。

「いつも、まだ私にできること、しなくてはいけないことを探してがんばっている真っ最中です。」
「人が悲しい思いをすること、苦労することは、決して悪いことではないよね。だって、それによって何気ない日常がどれほど幸せなことか、忘れてはいけないことを思い出せるもんね。」
というように、彼女はいつも明るく前向きです。
だから、複雑な家庭環境にありながらも、真っ直ぐに生きてこられたのかな、なんて思います。
しかし、緊張しないようにと思ったら、本当に緊張しなくなったなんて、どうゆうふうしているのか教えて欲しいです。

曲は彼女のミニアルバム「わたしのかけらたち」に収録されているようです。別ヴァージョンは最新作「花菜 ~My Favorite Things~」に収録。
また、絵本も出ているみたいですね。
まずは曲を聴かないことには、話になりませんね。

内容★★★★



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