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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/01/23 (Thu) 02:06
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2010/10/23 (Sat) 22:37

サンクチュアリ出版
2010年8月

12月にはNHKでドラマ化も決定! 一枚の写真からつむぎ出された感動物語 図書館で見つけた一枚の古ぼけた写真。 そこには「祝出征・アルマ号」と書かれた幕の前で 凛々しく鎮座する犬の姿があった。 いまからおよそ65年前。 第二次大戦下の日本では、およそ10万頭ともいわれる犬が、殺人兵器として利用されていました。 人間同様、戦場に出兵した「軍犬」と呼ばれる犬たちです。 軍犬たちは弾丸が飛び交う戦地で、前線に弾薬を運び、伝令に走りました。 そしてその多くは、敵の狙撃手の犠牲になりました。 故郷に大好きな飼い主を残した彼らは、一体なにを思いながら、命を落としていったのか。 この本はこうした事実をもとに、つむぎ出された物語です。 * 第二次大戦中の日本。 幼い頃から犬好きで、扱いもうまい青年・太一は、 近所の人に頼まれ、立派なシェパードのアルマを預かることになる。 アルマの能力は犬としてずば抜けており、太一はあっという間に心を奪われるが、 貧しく、犬の餌代すら満足に稼ぎ出すことができない。 アルマの幸せを第一に考え、一度は泣く泣く手放そうとするが、 「軍用犬にすれば国から支給がある」という事実を知り、 アルマの訓練へと情熱を燃やす。 アルマが急成長していく興奮と、殺人兵器へと変貌していく不安。 揺れ動くさなか、アルマは無事試験に合格。出征命令が下される。 戦地へ向かうアルマ。別れを惜しむ人々。そして太一が出した決断とは? 消え去ろうとする過去の事実をもとに、犬と人間の関係を優しく描いた感動物語です。




涙なしには読めません。
戦いたいわけではないのに戦場に駆り出される人たち。そういった本は読んできましたが、犬には考えが及びませんでした。
人間に忠実であるがために、人間に利用されてしまう犬たちについては。
物を言わず、何を思っているかは定かでなく、そこには想像で補うしかない部分もあり、それゆえ、接する人間を映し出す鏡ともいえるのが犬なのではないかと思いました。

勿論アルマも感動させてくれますが、主人公を取り巻く、房子おばさん、継母、アルマの元の飼い主の兄妹、大久保たちにも泣かされました。

しっかり取材して書かれていると思われるこの本、勉強にもなりました。
この著者である水野宗徳さんは、「おっぱいバレー」の作者とか。そちらも期待できそうです。映画のDVDは持ってるんだけど、まだ観てないなぁ。

内容★★★★★



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2010/10/23 (Sat) 19:36

スクウェア・エニックス ヤングガンガンコミックス
2010年2月

スクウェア・エニックス ヤングガンガンコミックス
2010年6月

⑪旧日本軍の機密施設を利用した角鳳会の地下アジト…。そこは、護の戦闘力を解析した犯罪計画者・ワイズマンにより死の罠が張り巡らされたダンジョンと化していた。護の行く手を阻む無数の銃弾、謀略、兵器、そして…”無敵の楯”と呼ばれた男――!
⑫わずか5分で犯行を完遂する3人組の銀行強盗団『FMG』。凄惨な犯行現場を目撃した護は、遥と千治を伴い犯人を追跡する。一方、沢渡研究所より強奪された鋼鉄の義手を巡り源田刑事は護り屋『イージスの楯』との接触を果たす。そして犯罪計画者・ワイズマンもまた…。運命に導かれるかのように、戦士たちは邂逅する――!






11巻は様々な状況での護の戦闘シーンも多く、盛り上がります。
また、魅力的なキャラ、パイロ、千治、伊吹の存在も堪りません。
それに加え、クロスオーバーの楯雁人(「闇のイージス」)とジーザス(「JESUS」)も参加するなんて。
カッコイイキャラが目白押しです。
これはもう、「闇のイージス」「暁のイージス」「JESUS」も読まないといけませんね。
「JESUS 砂塵航路」のほうもクロスオーバーとなっていて、護たちが登場しているらしいので、こちらも気になるところです。





内容★★★★★



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2010/10/23 (Sat) 15:36

光文社
2010年8月

収録作は中編2作。表題作「モリオ」と「エウとシャチョウ」。
・「モリオ」――単調な会社生活を無目的に送る青年モリオは、亡くなった母が愛用していた足踏みミシンを形見として譲り受ける。ミシンを修理しながら、モリオは思い出した。ミシンの下に隠れるのが好きだったこと、ミシンを使う母が大好きだったこと、そして姉のために母が作ったワンピースを着たかったこと。ある日、モリオは自分が着たかった花柄のスカートを縫い始める。ミシンで服を縫う作業を通じて、またある少女との出会いによって、モリオは自分が生きる道を見つける。主人公モリオは、『トイレット』の登場人物モーリーと共通している。
・「エウとシャチョウ」 末期癌の猫シャチョウを飼う女医ヨーコさんと同棲することになった「僕」。日々、シャチョウの面倒を見ているうちに、才能などなにもないと思っていた自分に、「猫に信頼され心を通わせる」力があることに気がつく……。コンプレックスに苛まれる男と女が、一匹の猫を看取りながら、心の拠り所を得て再生する姿を描く。「モリオ」に登場した生地屋のおばさんとその飼い猫が、こちらにも登場。その存在が二作品をつなぎ、同じ世界観を作り出している。





なんともいえない不思議な作品でした。
映画「かもめ食堂」でも感じた独特の世界観というか、間合いを醸し出しているように思えました。
ただ私には伝わってこなかったなぁ、主題というか、いいたいことというか、そういうのが。
いろんな人がいますね、ってそんなことしか思いつかない…。
私には合わない本でした。

内容★★


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2010/10/23 (Sat) 10:49

幻冬舎
2010年8月

学歴も金もなく、恋人もいない35歳の晴夫。一流のマジシャンを目指したはずが、17年間場末のマジックバーから抜け出せない。そんなある日、テレビ番組のオーディションに挑むが…。最新書き下ろし長編小説。





大変読みやすかったです。
よく見かける過去に戻るお話ですが(例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「異人たちとの夏」とか)、そういうお話に出会うたび、自分でもつい夢想してしまいます。好きなんでしょうね。
ましてやこの本みたいに、反省できる機会を与えられたのなら、どんなにいいでしょう。
だらだら生きるのなんてきっと出来ない気がします。
ギャグはちょっと私には合わないけれど、目頭が熱くなるシーンもありました。
「陰日向に咲く」未読なので、読んでみたくなりました。

内容★★★★


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2010/10/22 (Fri) 16:25

双葉社 ACTION COMICS
2005年1月

双葉社 ACTION COMICS
2005年4月

双葉社 ACTION COMICS
2005年10月

双葉社 ACTION COMICS
2006年1月

①被害者は17歳だった。加害者も17歳だった。なぜ事件は起きたのか?なぜ誰も防げなかったのか?
②誰でもいい。その良心を行動に移せば少女は地獄の監禁から逃れられるのに。優先すべきは少女の命より自分。
③消えてしまった姉を捜し続ける少女。それは街の悪意との孤独な闘いだった。しかし少年たちの暴走は加速し、つに尊い命が奪われる…。
④この事件に関わった全ての人に問い掛ける<少女>からの最後のメッセージ。衝撃の最終巻。
《命の意味》を問い掛ける衝撃の問題作。




このタイトルから、あの忌まわしき事件「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の再現かと思われましたが、似てはいるもののフィクションでした。
原作者はノンフィクション作家で、その事件の本も出しているだけに、かなり踏み込んだ、メッセージ性のあるものを期待していたのですが、残念ながら表面的なもので終わってしまっています。
加害者のエスカレートしてしまう心理、被害者のいたたまれなさ、そういったものがほとんど伝わってこなかったです。
最後の、加害者たちは反省してなんかいないんだよ、という描写が伝えたいことなのかな?
勉強にもならなかったし、読後もモヤモヤ。でも、それが現実の社会?









内容★★



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