2010/11/19 (Fri) 14:22
角川書店 角川コミックス・エース
2007年5月
角川書店 角川コミックス・エース
2007年11月
超有名進学校の、さらにエリート中のエリートだけが選りすぐられたクラスが、正体不明の武装集団に占拠された。人質とされた性格最悪の担任教師を救うには、広大な校舎の各所に隠された2,000ものピースを探し出し、パズルを完成させるしかない。タイムリミットは48時間。狂気のパズルは果たして完成するのか?武装集団の目的とは?いま始まる究極の死のゲーム。
原作は未読です。
山田悠介さんの文体はもう読みたくないからです。
で、マンガになったらどうかと読んでみましたが…。
キャラ浅いし、捻りのないストーリー展開、感動もなし、スリルもなしでした。
納得いかない点も多いです。
相変わらず、掴みというか、設定は悪くないと思うだけに残念です。
三部けいさんの画は好きなんですけどね。
内容★★
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2010/11/19 (Fri) 09:45
2007
監督:デヴィッド・シントン
出演者:バズ・オルドリン、マイケル・コリンズ、ジム・ラヴェル、ジーン・サーナン
源題:IN THE SHADOW OF THE MOON
上映時間:100分
製作国:イギリス
1960年代初頭、アメリカとソビエトは宇宙開発を競い、互いに有人宇宙飛行を成功させていた。そんな中アメリカは人類初の月着陸を目指す「アポロ計画」を発動。悲劇的な事故を起こしながらも、69年7月16日、3人の宇宙飛行士を乗せたアポロ11号が月着陸飛行へと旅立つ。そして同7月21日、月着陸船イーグルが月面に着陸。世界中が見守る中、アームストロングとオルドリンが歴史的な一歩を月面に残すのだった。
月への有人飛行を目指し、アメリカで1960〜70年代に行われた「アポロ計画」。作品では合計12人の宇宙飛行士を月面へと運んだこの計画を、実際に月へ行った宇宙飛行士の言葉や当時の映像と共に振り返っていく。圧倒的な臨場感を持つ映像の一部は、今作品で初のお披露目となるNASAの蔵出し映像。冷却保管されていたものをデジタルリマスターし、現代に甦らせた。宇宙飛行士たちの体験に基づく言葉の数々が、その映像に感情や思考を肉付けしていく。月への第一歩を標すシーンでは、思わず喝采を上げたくなるほどの感動と興奮に包まれるはず。月の存在感と、そこへ行く宇宙飛行士たちの感情を、“観る”のではなく“体験”できる作品だ。
今思えば、1960年代にすでに月へと到達していたのですよね。
それを考えると、その先が停滞気味だと言えなくもないのがちょっと寂しいですね。多分、その当時から考えれば、40年先にはもしかしたら移住してるかも、なんて思わなくはなかったはずだと思うのです。
月から見た地球は綺麗ですね。画面を通してでなく、実際に見てみたいですね。みんながその美しさを見ることができれば、もっと地球に優しくなるかも、なんてのは甘い考えでしょうか。
おそらく私もそんな体験もできないまま死んでいくのかと思うと、残念ではありますが。
一番印象に残っているのは、月面到達後に世界中を周ったときのお話。
「アメリカはついにやりましたね」ではなく、「我々はついにやりましたね」とみんな言ったそうです。
その喜びは世界を一つにしたのですね。
私は、世界が一つになるなんて、外敵が現れたときくらいしかないと思っていたので、意外でもあり、感動しました。
例えそれが、米ソの対抗意識なしでは発展しなかったものだとしても…。
内容★★★★
2010/11/18 (Thu) 20:06
講談社 BE LOVE KC
2009年9月
講談社 BE LOVE KC
2009年12月
講談社 BE LOVE KC
2010年3月
講談社 BE LOVE KC
2010年6月
講談社 BE LOVE KC
2010年9月
⑥千早に刻み込まれた、クイーン・若宮詩暢の圧倒的な強さ。より速く、より鋭く――さらなる高みを目指して練習に打ち込む千早の姿は、仲間と周りの人々をつき動かしてゆく。迎えた公式戦、部員それぞれが目標を掲げて挑む中、千早は、初戦の相手に意外な弱点を見抜かれて……?競うものはただひとつ――心。瑞沢高校かるた部が、さらなる高みへと突き進む!!⑦間近に迫った名人位・クイーン位挑戦者決定戦予選。それは、最高クラスのA級選手しか出場できない特別な場所。千早と新に追いつきたい――焦る気持ちを胸に、A級昇級をかけた大会に一人挑む太一は、そこで新と出会う。太一の応援にかけつけた千早。再び巡り合った三人の思いは!?思い強まり、夢走り出す巡り合い。かるたで響きあった3人の絆が再び――!!
⑧熱気高まる名人位・クイーン位挑戦者決定戦・東日本予選。初戦で小6のスピードスターを下し、勢いづく千早は、続く2回戦でも前クイーンを相手に爆発的な攻めを見せる。精鋭たちが繰り広げる熱い戦い。それを見つめる一つの影が。選ばれた者だけが立つことを許される夢の舞台。勝ち上がるのは――?名人、クイーン、ついにそろい踏み!かるた界最高峰のベールがいま明かされる!
⑨選ばれた者たちの夢の舞台――名人戦・クイーン戦。3番勝負のクイーン位防衛戦に臨む若宮詩暢は、序盤こそ鋭さを欠いたものの、圧倒的な強さで2勝を挙げ初防衛を果たす。続く名人戦、5番勝負3試合目。テレビに食い入るように観戦していた千早たちは、名人・周防久志の姿に息を呑む。
⑩今年も幕を開けた全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。千早たち瑞沢高校かるた部は、待望の新入部員を迎え、思い新たに日本一を目指す。復活を目指す伝統校、初出場に燃えるダークホース……並みいる強豪たちに挑む、千早たちの思いとは!?いよいよ始まる全国大会都予選。それは、千早たち瑞沢高校かるた部の原点――。
まったくダレることなく、ずっと面白い。どの巻読んでも、感動で泣かせてくれます。心震わせてくれます。
瑞沢高校かるた部の5人もいいけど、女帝も原田先生もいいし、ヒョロも筑波君も悪くない。
でも一番のお気に入りといえば、悩める努力型「逃げないやつになりたい」太一くんですね。
内容★★★★★
2010/11/18 (Thu) 09:36
講談社 BE LOVE KC
2008年5月
講談社 BE LOVE KC
2008年9月
講談社 BE LOVE KC
2008年12月
講談社 BE LOVE KC
2009年3月
講談社 BE LOVE KC
2009年6月
①まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!
②新、太一とともに挑んだ小学校最後の団体戦。それぞれの道が待つ、春のせつなさを知った卒業式。抱えきれない想いを胸に、千早は高校生になった。離れていても、私たち三人のかるたに対する情熱は変わらない。
そう信じていた千早だったが、昇級を報告しようとかけた電話で、新から思いがけない言葉を聞く―――。私たちはかるたでつながっている――。千早たちの切なる想いがきらめく第2巻!!
③強くなってあいつを待とう――。新との再会を信じ、そう誓い合った千早と太一。二人の情熱に導かれた新たな仲間とともに瑞沢高校かるた部がいよいよ動き出す!団体戦での全国大会出場を目指し、強豪ひしめく東京都予選にのぞんだ千早たちは!?競技かるたに込められた千早たちのひたむきな思いが響きあう第3巻!!
④全国大会出場をかけ、団体戦での熱戦を制した瑞沢高校かるた部。信じあい、支えあった仲間たちとともに、夢に描き続けた近江神宮を初めて見上げる千早。その胸に、溢れた思いとは……?一方、新もまた同じ近江の地を踏みしめていた。だれにも打ち明けることのなかった真実を背負いながら――。情熱が導いたかけがえのない仲間たちとともに憧れの地・近江神宮へ――!!
⑤初めての全国大会団体戦で、まさかの途中棄権に涙を飲んだ千早。悔しさを抱えつつも、仲間たちの声援に支えられ個人戦へと挑む。いよいよ始まる、トップレベルの選手たちの戦い。まだ見ぬ強さに胸を高鳴らせる千早のまえに、彼女は現れた。史上最年少クイーン――若宮詩暢。ライバルなき世界を知るのは、彼女ただ一人。
面白いとは聞いていましたが、これほどとは…。
かるたのルールさえ知らなかった私ですから、勉強になるのは勿論、5人それぞれのキャラの心情が丁寧に描かれているのがいいですね。
くじけながら、迷いながら、時には嫌な面も見せながら、お互いに刺激しあって、支えあって成長していく5人がたまらなくいいです。
また、要所要所に散りばめられた感動の言葉。
そして、綺麗な色使いのみとれてしまうようなカバー。
熱血感動させるのは、スポーツばかりではないですね。「とめはね」共々、これからも頑張って欲しいです。
内容★★★★★
2010/11/18 (Thu) 09:04
文藝春秋
2010年9月
妊娠をきっかけに会社を辞めることになった、ほとんど口をきいたことのない同僚が最後の日に告げた言葉。会社の近くで働く靴職人の青年がなぜか気になってしまうわたしのとった行動。記憶にない男性からのメールがわたしの心に起こす小さな波。日常の中にあるさまざまな「お別れ」の瞬間を鮮やかに切り取った6篇。史上最年少の川端康成文学賞作家によるちょっとせつない世界。
風情を感じさせる、多分、行間を読み取るような小説かな、と思いました。
そして、私はそれが苦手です。半分読み取れたかどうか…。
その場では思ったことでも、記憶からすり抜けてしまうような些細なことがしっかり表現されているのが、とくにリアルに感じました。
内容★★★