2010/10/12 (Tue) 11:30
2002
監督:ミゲル・アルテタ
出演者:ジェニファー・アニストン、ジェイク・ギレンホール、ジョン・C・ライリー、ティム・ブレイク・ネルソン
原題:The Good Girl
上映時間:93分
製作国:アメリカ合衆国、ドイツ
ジャスティンはディスカウント・ショップに勤める30才の主婦。寂れた田舎町の売れない店。結婚7年目になる夫は、仕事もしないでマリファナに耽るばかり。どうにもならない現実をあきらめの境地で毎日やり過ごしていた。ある時、店のレジ係・ホールデンがサリンジャーを愛読していることを知り、興味を持つようになる。飲酒が原因で大学を退学になった彼だが、知的な雰囲気に心惹かれ、2人は禁じられた仲に。しかし、夫の親友に密会を目撃されてしまった。弱みにつけこんだ親友は、ジャスティンに肉体関係を迫る…。
日常に不満を抱えた普通の主婦が、年下の男性にファンタジーを求めた末、思いがけない不倫地獄に陥る、シニカルでエッジの効いた作品。ヒロインが最期に見せる女のしたたかさには、思わずうならされる。本作で初の汚れ役に挑んだジェニファー・アニストンは、「フレンズ」のイメージを一新。様々な主演女優賞にノミネートされた。
日常の鬱積した生活から抜け出したい30代の女性。
何もない田舎町、垢抜けないファッション、冴えない夫、子供さえできない生活…。
これでいいのか、とその毎日から抜け出したい気持ちがひしひしと伝わってくる映画でした。
ジェニファー・アニストンの表情もいいですね。
ただ、結末は…。
これでいいのでしょうか。納得いかないなぁ。
途中までよかっただけに、勿体無い感じです。
良心の呵責なしにずっと生活していけるのでしょうか。
そこらあたりをもう少し追求してほしかったです。
内容★★★
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