2009/11/24 (Tue) 09:56
2008
監督:バズ・ラーマン
出演者:ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デビッド・ウェナム、ブライアン・ブラウン
原題:Australia
上映時間:165分
製作国:オーストラリア、アメリカ合衆国
1年も帰ってこない夫を訪ねて、ロンドンから数千キロの長旅をものともせず、エキゾチックな未知の地オーストラリアに乗り込んだレディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)。夫の広大な領地に着いたサラは、衝撃の事実を知る。生きて行くため彼女に残された選択肢は、ワイルドなカウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)に頭を下げ、1,500頭の牛を連れて、遠く離れたダーウィンで売ることだけだった。ほこりだらけの砂漠地帯で、ブランド靴の汚れを気にし、シルクのドレスを身に着ける場違いなイギリス人貴族。やがて先住民アボリジニの少年との出会いを通じて、不器用でぎこちない母性が芽生え、違う世界で生きてきたために反発しあっていたドローヴァーと数々のトラブルを乗り越えるうちに、情熱的な恋に落ちる。彼らとの絆は、サラをしやなかで、みずみずしい本来の姿へと解き放っていく――。
う~ん、微妙でしたね。
壮大で美しい景色、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンの魅力、アボリジニの少年の可愛さでもっている映画かな。
日本が上陸したなどという史実とは違う描写は置いておくとしても(まあ、他の映画でもあることですから)、結構単純なストーリー展開でこの長さ(165分)は本当に必要だったのでしょうか。
その長さの割には、フレッチャーがどうしてそこまで少年を殺したいのかなどの説明が足りない気もします。
感動も狙っていたのでしょうが、演出のせいか、いまひとつ盛り上がらず残念でした。
牛を追いかけるシーンも、今時にしてはリアル感が足りないような…。
後、中途半端にコミカルなシーンが入るのも、気が削がれて何かイヤでした。
そうそう、ヒュー・ジャックマンの役、本当はラッセル・クロウが演じるはずだったとか。
だからといって内容が変わるとは思えませんが、どちらがよいか見比べたい気がしないでもないです。
内容★★★
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