闇金ウシジマくん 05-08 真鍋昌平

小学館 ビッグコミックスピリッツ
2006年10月

小学館 ビッグコミックスピリッツ
2006年12月

小学館 ビッグコミックスピリッツ
2007年3月

小学館 ビッグコミックスピリッツ
2007年6月

⑤イベントサークル幹部・尚也の不祥事で、肉蝮に会場費から100万円脅し取られたジュンは、穴埋めに幼なじみのネッシーと美人局を実行。だがその最中、さらに肉蝮から100万円を要求されてしまう。美人局で得た200万円を肉蝮への支払いに充てたいジュンだったが、ネッシーに拒否され、足りない金を丑嶋たちに要求しようと企てるが…
⑥かつてNo.2だった美人風俗嬢・杏奈は、加齢に加え、接客態度の悪さで客足が途絶えがち。揚げ句の果てに、客に説教までされ、落ち込んでしまう。一方、丑嶋の客で杏奈の同僚・モコは、新入りながら、親身で明るい接客で人気も急上昇していた。焦り始めた杏奈は、No.1である瑞樹の待機室へ乗り込み…!?
⑦歌舞伎町のホテヘル『エロリン派遣ガール』のNo.1風俗嬢である瑞樹は、前の店を辞める原因となったストーカー化した客・沼田に再び捜し出され、家に帰れず系列店に店泊中。気晴らしの食事中、モコと杏奈を尾行した沼田が隣席にいることを知らない瑞樹は、一人でトイレに入ったところを沼田に襲われ、万事休す。偶然店に来ていた丑嶋たちが異変に気付き、沼田を説得しようと試みるが…
⑧夫の退職金を株に流用して失敗し、消費者金融や丑嶋からも借金するはめに陥った宇津井美津子。丑嶋から株のプロという樺野を紹介され、彼の事務所へ向かうと、さっそく樺野から「（丑嶋が融資した）400万円で、もう一勝負しませんか」と新たな株の購入を持ちかけられる。さらにインサイダー情報で高騰確実と耳打ちされた美津子は、ついに200万を担保に新たな投資を…


何かもう、リアルすぎて怖い…。
でも、勉強になります。
風俗ってだけで、やはり色眼鏡で見ていましたが、それぞれに大変なのですね。
やはり、楽な仕事なんてないですよね。
ストーリーに救いがないのは、リアルだけど気が滅入ります。

また、株に話にもなっていきますが、株にちょっと手を出した者としては笑えないですね。
私は信用取引まではやっていなかったので、損失は数万円程度でしたが…。
それでも高い授業料でした。
性格的に向いていないので、二度と手は出さないと誓っています。
ギャンブルは基本的に嫌いなので、パチンコ、スロットなどは一度もやったことがありません。
宝くじもまず買わないですね。
なので、この物語に出てくる「フリーターくん」の気持ちはわからないけれど、一歩を踏み出す勇気がなく、自制が利かなく、人のことだけをバカにするすの態度は好きになれそうもありません。
というくらい、いつの間にか物語に引き込まれていました…。

しかし、ウシジマくんたち、本当に容赦ないです。
下手に正義感を期待して読むと、裏切られます。









内容★★★★★