2011/04/16 (Sat) 20:55
角川ホラー文庫
1998年12月
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。
前半が普通の展開だけに、後半の押し捲りは半端ないです。
怖かった。
もう、急いで読んでしまう自分がいました。
やっぱり貴志さん、すごい。
生命保険や犯罪心理学の勉強にもなったし。
何より、ラストの言葉には考えさせられました。
内容★★★★★
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