2010/10/27 (Wed) 16:38
講談社 少年マガジンKC
2006年9月
講談社 少年マガジンKC
2006年10月
講談社 少年マガジンKC
2006年12月
講談社 少年マガジンKC
2007年2月
講談社 少年マガジンKC
2007年4月
①中学全国大会を目標としていた沢村栄純。最後の大会は自らの暴投で敗退してしまう。仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門、青道高校野球部からスカウトが来る。見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに!名キャッチャーの呼び声高い御幸との出会いが沢村の高校野球への情熱を目覚めさせる!!
②名門、青道高校に入学した沢村栄純。初日の寝坊で監督の逆鱗に触れ、最悪のスタートを切った。名誉挽回とばかりに息巻く沢村だが、遠投勝負で結果も出せず「投手は諦めろ!」と宣告されてしまう。実力者揃いの青道野球部では、一軍への道のりは果てしなく遠い!!ひたすらエースを目指す沢村の前に、さらに強力なライバル、降谷が登場!!
③「エース不在」の青道高校で、1年生からも投手を発掘するために組まれた上級生との試合。圧倒的な上級生の力になす術もない1年生チームの雰囲気を変えたのは沢村だった! 勝利への執念を見た監督は沢村にマウンドへ上がるよう指示。待ちに待った登板に燃える沢村だったが、同室の先輩・増子との真剣勝負にレギュラーどりの厳しさを思い知る……!?
④多数の部員を擁する青道高校野球部でなんとか二軍昇格を果たした沢村。さらに上を目指し、3年生キャッチャー・クリスとともに夏までのレベルアップに励む!しかし、自分のピッチングの“持ち味”が何なのか分からないまま一軍への生き残りレースは激化していく……!
⑤残り2つの一軍昇格枠をかけた二軍最後の練習試合、対黒士館戦!! クリスの出場で、沢村は投手としてさらなる進化を遂げ、試合の流れも青道ペースに!!だが、クリスを知る敵ベンチの男・財前の策で、沢村とクリスのバッテリーは窮地に追い込まれ……!?
奇抜さを狙わず、直球ストレートといった感じの野球王道漫画かな。
本物の野球にはほとんど興味のない私ですが、野球漫画は何故か好きですね。それは、試合だけでなく、その各プレイヤーの背景までもが知ることができるからでしょうか。
高校野球という限られた舞台ですから、既出の漫画にかぶるキャラ、かぶる展開は勿論あるかもしれません。
でも、それでも面白ければよいのです。正統派はそうやって受け継がれていくべきだと思います。
内容★★★★
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2010/10/26 (Tue) 12:00
双葉社 ACTION COMICS
1996年11月
双葉文庫
2006年10月
田舎暮らしのミサオは、東京で声をかけられるまま、AVに出演してしまう。「絶対バレへん」。しかし、タマキトヨヒコ君に知られてしまった。「殺す…しかない」。ミサオの安易だが完璧な(?)殺人計画は、成功したはずだった。そう、そのときまでは…。表題作を含む、さそうワールド・トラブルグラフィティーの決定版!! 全11作の、殺人事件群。
殺人事件ばかりを扱った短編集なんだけど、殺伐としたものはなく、なんだろう、感覚的に不思議なユーモアな雰囲気を持っています。
「鶴川連続殺人犯篭城事件」の亭主関白お父さんと「クラクション殺人事件」のキレた奥サマが、キャラクターとして面白かったです。
だって、「待て。この家のチャンネル権はワシにある」ですよ。そんな威厳いらないし。
内容★★★
2010/09/02 (Thu) 09:31
日本文芸社
2010年1月
週刊漫画ゴラクで大人気連載中の『今日からヒットマン』より生まれた、究極セクシースピンオフ!! 小悪魔・ちなつちゃんが悪党退治とお小遣い稼ぎのために、一肌も二肌も脱いじゃいます!! コスプレを駆使して、敵のアジトに華麗に潜入!! 颯爽とオシオキ予定がキワドイ展開に…!!!!!! 悪者なんかに好きにはされたくないけど、感度良好なちなつちゃんに、抗うすべはあるのか!? 思わず作者も悪ノリしちゃった大胆お色気シーンの数々は、絶対必見!! そして男の欲望に応えるテーマの数々!! 女子高生姿でちかんに遭ったり、ナースのカッコで診察台に…!! はたまたエステでローションまみれになったり、アイドル事務所でまさかのオーディションプレーやら、温泉湯けむりやら、日焼けやら、もう自由奔放な展開を楽しんじゃって下さい!
エッチだなぁ、相当。
トーキチと二丁が登場しない(会話にさえ)こと以外は、本編とまったく同じ設定です。キノコ頭とかコンビニとか。
完全お色気路線で、ストーリーはあってないようなものですが、雰囲気は無理なくそのまま本編と同じなので、ちなつファンには十分楽しめるつくりとなっています。
不必要にエッチな展開になりがちなので、ファンもしくはエッチ好きでないときついかも。
まあでも、こういうのもありかな。
内容★★★
2009/10/12 (Mon) 20:26
集英社ジャンプ・コミックス
2008年9月
特殊な力を秘めた瞳=十字眼(ゼロイン)を持つティスタは、神父が指名した標的を殺すスナイパー・ミリティアとなり、N.Y.中の悪人を怯えさせている。神の御名の下、殺人を繰り返すティスタだが、常に孤独を抱え罪の意識に苛まれる。近頃は左目に異常が現れるようになり、精神的に追い詰められていた…。
その正体を知りながら、自分の前から姿を消したティスタを探し続けるアーティー。ある日、彼の前に学生を装ったFBIのスノウが現れ、ティスタの情報を巧みに得る。 そんな中でも、戦いに身を投じるティスタ…。だが、精神的に不安定な彼女は不始末を連発。それに対して教会は、修道院騎士位階を剥奪という裁きを下し、施設に幽閉。
益々精神的に追い詰められていくティスタに、次の聖務を全うすれば復位できるという、ラストチャンスが与えられた。その言い渡された標的は…アーティー。ティスタの十字眼が初めて見た…危うさと、輝きと、ほんの少しの懐かしさを持った瞳の持ち主…彼女の心を揺らした唯一の人間…。そんな彼に対してさえ、標準を合わせたティスタは…。
完結。
1巻とは対照的に、暴走するティスタは苦戦を強いられていくことになります。
そして彼女の過去が明らかにあるあたりから、内容の密度は一気に濃くなり、なかなかに面白くなって行きます。
アーティーとの過去の関係がちょっとベタな気がしないでもないですけれど。
締め括り方も良かった思います。
2冊というと短い気もしますが、だらだら長いより、この話的にはよかったのかもしれません。
内容★★★★
2009/10/10 (Sat) 17:59