2009/05/28 (Thu) 10:21
小学館 Betsucomiフラワーコミックス
2005年1月
小学館 Betsucomiフラワーコミックス
2005年5月
小学館 Betsucomiフラワーコミックス
2005年9月
⑤流れる月日は人を強くも弱くもする。迷いながらも自分と向き合い、成長した藤。一方、大悟に「距離をおこう」と言われ、不安な気持ちに囚われる杏。そして、とうとう苦しみながらも、ぎりぎりの愛情の表れとして、彼女が大悟に出した答えとは…!?
⑥好きだから一緒にいられない…一緒にいると不幸にしてしまう…痛切の想いで大悟に別れを告げた杏。―あれから半年が過ぎ、進路問題に直面した杏だったが、いまも過去の痛みや思いを引きずったままでいた。そんな杏が前に進むためにとった行動とは!?
⑦大悟への想いと訣別するように、藤と付き合い始めた杏。しかし忘れようとすればするほど、想いは強くなるばかりだった。藤のことを好きな気持ちは本当。でも、もっともっと好きな男がいる―それが、杏の出した答えだった。そしてまた独りに…。
第5巻「17歳夏・影法師」「17歳冬・初恋」
第6巻「18歳夏・潮騒」「18歳冬・一番星」
第7巻「20歳冬・泣き砂」「26歳冬・泡沫」
迷い、傷つき、杏も大悟も藤も成長していきます。
正しい答えなんか分かるはずないのに、進んでいくしかないのが哀しいです。
次が最終巻。杏は幸せをつかむことができるのでしょうか?
一番印象に残ったのが大悟の言葉。
「目指す指針が何も見えなくて、自分がどこに立っているのかもわからない。足元、砂にさらわれておぼつかんし。答えが見えなくて、目的も見えなくて本当にこっちに進んでいいか、道を間違ったんじゃねえかとか、焦って、迷って、結局どこにも行けなくて、わけも泣く不安になって、どつぼに陥って…」
私は未だにそんな感じです…。
内容★★★★
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