2009/10/31 (Sat) 14:56
小学館ヤングサンデーコミックス
2009年10月
この国には、国家繁栄維持法という名の法律がある。
そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・”逝紙”が配られている――。
届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。
”俺の可能性をまだ信じてるやつがいる。そうだ、ここでやめたら俺の人生そのものが嘘になる。笑われようが、バカにされようが、最後の最後までやり通すんだ。さあ、克典――自分のすべてを、最後の一滴まで搾り出せ!”
ここにも「たとえ明日、地球が滅びるとも、今日、君はりんごの樹を植える。」な人たちがいました。
死を宣告され、24時間以内に、私になにができるだろうか。
これを読む度に、一日一日の大切さを思い知らされるのですが、追われる毎日に埋もれ過ごしているだけになってしまいます。
この本に出てくる登場人物のように、人に意志を継いでもらえるようなそんな人間になりたいとも思いますが、まだまだ遠そうです。
そして、今回も泣かされた私は、それが関の山なのでしょう。
内容★★★★★
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