2009/11/02 (Mon) 09:56
2008
シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、その日同僚のケント(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催されるテロ撲滅のための首相会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護に当たっていた。そんな中、大観衆を前にスピーチ中の大統領が突然、何者かに狙撃された。パニックに陥る現場で、狙撃の瞬間を目撃したのは8人。だが、彼らの語るストーリーは食い違う。大統領暗殺事件の陰に隠された真実とは…? 黒澤明の『羅生門』の手法を取り入れて、目撃者8人の異なる視点から大統領暗殺の15分を描き出すタイムリミット・サスペンス。
まず一人の視点で話は進行してゆき、クライマックスでリセットされて、また違う視点で初めから始まる、というふうに徐々に本当の真実が分かってくるという変わった手法の映画です。
気になるところでカットされ、リセットされるのが8回も繰り返されるので、ストレスを感じる人もいるかもしれません。
アイデア勝負だけでなく、カーアクションも臨場感があり、なかなかに素晴らしかったです。
内容★★★★
PR
Comment