2011/02/09 (Wed) 11:26
講談社
2010年11月
パリ旅行中に明かされた里美の“特別な感覚”とは!?彼女の無意識の所作が呼ぶストーカーと誘拐殺人の行方は!?何でも屋の祐児の愛は障碍だらけ。大胆な展開を支える繊細な文章!注目の女性作家が『あやまち』『カタブツ』『さざなみ』に続いて贈る好評4文字シリーズ最新刊は、恋人たちの危機を救うハートウォーミングな物語。
「相貌失認」って言葉も知らなければ、その障害の存在も大変さもまったく知りませんでした。
相貌失認であるせいでの苦労や危険さが丁寧に書かれていて、とても勉強になりました。
連作短編なのですが、毎回の趣向がかなり凝っていて、それが恋愛初期の微笑ましいような爽やかなストーリーと相まって、素晴らしい作品になっていると思いました。
内容★★★★
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