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2011/01/10 (Mon) 11:28

KKベストセラーズ
2010年11月

大阪地検特捜部検事による証拠改ざん事件は検察の「大罪」の氷山の一角でしかないという著者が、無実の人々を翻弄してきた検察の手口を暴いたルポルタージュ。
まずは、エースだった前田元検事が、改ざん事件を引き起こすに至った背景や、その事実を知った上層部の対応など、事件の経過を検証しながら、特捜部の構造的問題を浮き彫りにする。さらに、事件の発端となった厚生労働省元局長の村木厚子氏を陥れた郵便不正事件の背景をはじめ、高知の暴走白バイ事件や足利事件、鹿児島の志布志事件など、検察による冤罪暗黒史を振り返る。





疑われたらおしまいですね。
読んでいて恐ろしかったです。
過去のでっちあげ事件も紹介されていて、私の知らない事件もあり、その内容には愕然としました。
また、比べることではないかもしれませんが、検察の当初の目的のすり替わりみたいなものは私の中にもあって、それは例えば読書。
積読本はいつのまにやら、ゆうに100冊を超え、楽しみや勉強のためのはずが、いつしか消化することが第一になっている気がします…。
私も気をつけねば。
(緊急出版のためか、誤字がちょっと目立ったかな)

内容★★★★


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