2011/03/11 (Fri) 22:02
講談社
2010年11月
終着駅で迎えるのは絶望か救済か。
ロシアを越えリスボンまで一路15,000キロ。凍てついた心を乗せ列車はユーラシアの果てへ。
人間の愛と絆の本質に迫る大崎善生の最高傑作。
石井は、自殺した長女の死の責任を自分に問いながら旅を続けていたが、死を決意し西へ向かうエリカの存在を偶然知ることに。ベルリンで出会った19歳の彼女は娘の生き写しだった。パリの9月4日通り、バルセロナのサグラダ・ファミリア……西の果てのリスボンで迎える感動の結末。そして長女とエリカを結ぶ双子の秘密とは!?
講談社創業100周年記念出版
下巻は、ポーランド、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガルと旅は続きます。
償う相手がもういないとき、代替を求めてしまう気持ちはとてもよくわかります。
いろいろな名所を背景に、とてもロマンチックなお話でした。
復興したポーランドの街並みやサグラダ・ファミリアなど、ものすごく見てみたくなっちゃいました。
内容★★★★★
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