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2010/11/12 (Fri) 09:42

風塵社
2010年9月

「事実は小説より奇なり」本編収録の事件は、著者である麻田恭子氏自身が体験した事件のなかからいくつかを選び出して再構成し、当事者が明らかにならないように加工したものである。

著者略歴:1952年東京都生まれ。1974年北里大学衛生学部卒業。その後約15年間、海外旅行の添乗員を勤める。1991年立教大学法学部入学、1995年同大学院、故井上治典教授に師事、民事手続法専攻。1998年加地修法律事務所(現在の赤坂溜池法律事務所)勤務。当事者が納得のいく論争または対話ができるよう、弁護士との協働を目指し、現在に至る






まるで小説のような事件の数々。現実にあるんですねぇ、こういうこと。
そういう驚きだけでなく、法律への問題定義も盛り込まれています。
法律が必ずしも公平というわけではなく、人々のためにあるはずがそうではなくなっているものなどがあることを改めて認識させられました。
錯覚してしまいがちですが、法律は絶対でもないし、必ずしも護ってくれるものではないのですね。
また、弁護士の信念によってやり方がまったく違ったり、得意分野があったりと、弁護士選びがかなり重要であることも学びました。
さらに、裁判官の法服が1着しか支給されないなどのウンチクも学べ、、得した気分です。

内容★★★★★


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