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2010/04/12 (Mon) 12:36

文春文庫
2008年2月

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。


様々な人間模様が、人間ではない存在を通して語られているのが面白かったです。
読んでいて、登場人物に同情してしまいそうになるのですが、千葉はそんなことはなく、その感情の差が上手く出せていて良かったと思います。
遊び心もあり、「重力ピエロ」の春が登場するだけでなく、独立したこの短編の中でもリンクしていたりします。
深刻なタッチで描かれているわけではないですが、死や人の一生について違う視点から考えさせられる作品でした。

映画の主演が金城武さんというのは、予告で知っていたのでそのイメージで読んでいました。
そのうち映画も観るつもりです。

内容★★★★




↑作品に登場するCDも出ていました。面白い企画ですね。

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